シナリオ名 :xbox360大戦SRC(プロローグ6話まで)
製作者   :無慮ーさん
HP:http://muteki.nabebugyou.com/


渋いラインナップに退かれて、プレイを始めさせて頂きました。
私が知っている作品は、ブレイブルーストリートファイター?・アサシンクリードくらいですが、
名前を聞いたことがあって、多少概要を知っている作品は、ニーア・ゲシュタルトと、
本当ちょびっとだけ内容を知っているのが、テイルズオブヴェスペリアになります。


第一話〜第三話
タタの村に住む、ニーア@ニーア・ゲシュタルトと、
シュウ@ブルードラゴンポルカトラスティベルショパンの夢〜を中心に、
突如現れたマモノが引き起こした異変を追う内に、
なにか大きなできごとに巻き込まれていく様が描かれています。
ニーア以外は、ほとんど知らない三人だったのですが、
丁寧に最初の状況から説明してくれるおかげで、大体飲み込めます。


三話のラストで、白の書を手に入れたニーアは、マモノ達と戦う力を得ます。
なんか、明らかに危険そうな存在なのですが、どうなるか気になります。


四話
シュウの覚醒話です。
マモノを放った人物、ネネと対峙するのですが及ばず、
でも、ポルカを守りたいという彼の心が、奇跡を引き起こします。
うあぁ……もう、私には描けない少年の覚醒だ……。なんと、眩しい……。
ニーアと白の書が合流して、なんとか危地から脱出します。


五話
状況を変えるために、帝都へ向かった一行でしたが……。
帝都の権力者の会話が、実に私好みで楽しませて貰いました。
私の好きなダッドリー様が出てたので、テンションあがりましたし(笑)。
エステリーゼと、神皇帝は人が良さそうなのですが、
統治者とその一族にしては、ちょっと政治力が足りない感じを受けました。
特に神皇帝は、受け答えに明らかに無能な雰囲気を出していて(笑)。
エルマイエン議長はパッと見悪そうにみえますが、
私でも皇帝は頼りなく思ったので、
彼の内心の言葉にかなり、共感してしまいました。


かなり温情家っぽい、ガンガラさんがタタの村のみんなを保護してくれました。
剛直そうな外見通り、優しい人なんでしょうか。
ただ、彼からちょっと注意を受けます。
帝都では、魔法が忌まれているので、みだりに力を振るってはいけない、と。


これはフラグだなとプレイを進めていると、
案の定、魔法で傷を癒したポルカが迫害され、
路地裏で後悔の念に苛まれている時に、アラクネ@ブレイブルーが登場します。
戦闘では歯が立たないのですが、増援が来るのでこの辺りは平気です。
現在は直っているのですが、最初の段階だとこのアラクネとの戦いが、
かなり大変でした。多彩な武装で敵を攻めるのは楽しいのですが、
通じる唯一の武装で、相手の膨大なHPを削るのはちょっと大変だったので、
その辺りは戦闘バランスの調整をしていただ けると助かります。
現在、もし調整されていたら気になさらないでください。


増援で来たアレグレットとビートが実にいい人で、
迫害されたポルカの心を癒してくれます。
ああ……こういうシーンは大好きです。
というか、素直に上手いなーと思いました。


六話
緊張の糸が解けたかのように倒れた、ポルカ
彼女を、アレグレットが下町の医師ライチ@ブレイブルー
の元へ連れて行きます。
意識を取り戻したポルカと、打ち解けるアレグレット達の前に、
魔導器を盗んだという言いがかりをつけて、騎士達が現れ連行していきます。
連れて行かれた牢獄で、アレグレット達の顔見知りの、
ユーリ@テイルズオブヴェスペリアと出会います。
彼を含めて、下町の人間が魔導器盗難の容疑で、
片っ端から連れて行かれていることが判明します。
うさんくさいおっさん(多分、私より年下なんだろうなぁ)から、
鍵を貰って牢屋から脱出。
その先で、エステリーゼという女の子と出会ったと思ったら、
ザギという男が命を狙ってきます。……明らかに人違いっぽいのに(笑)。


ザギとの戦闘後、人違いで狙われている相手が、
ユーリの友人であり、彼に事態を知らせたいということで、
エステリーゼも旅に出ることになります。
彼らにアレグレット達も付いていくことになり、
ポルカも同行を望みますが、アレグレットに諭され取りあえずそれはあきらめます。
アレグレットはアイコンを見る限り、
少年くらいの年齢に見えるのに、なんという人格者。
人間力が 半端ありません(笑)。
ナレーションによると、一旦別れたように見える彼らですが、
またその行く道が繋がるようです。


インターミッションの教えてココノ先生に入って、
インターミッション戻ると、ココノ先生のBGMがずっと鳴り響いたままになってしまっています。
Src.iniを一緒にいれて、Intermission=Intermission.midと指定してあげれば、
インターミッションのBGMがきちんとなると思います。
もし、私の環境だけで起こっていることでしたら、気になさらないでください。


パイロットアイコンを幾つも自作されている辺りから、
参戦作品への愛が感じられて、あまり知らないラインナップだったのですが、
面白くプレイさせていただきました。
ちょっと特殊な戦闘システムなのですが、
複雑すぎることもなく、楽しませて頂きました。
アイコンを作るのは大変だと思いますが、シナリオ作成頑張ってください。