月刊ガイバー

 このところ、不要な付録のせいで立ち読みできなかった月刊ガイバー(少年エース)。それ以前に、連載していなかったという話もありますが、それはおいておきましょう(笑)。今回はストーリーはともかく、獣神将の戦闘形態について大きく進展があったのですから。
 長年の謎であった、獣神将カブラール・ハーン老師の巨大化形態の謎(まさしくあれが、獣神将の戦闘形態であるなら質量保存の法則を無視)が解けました。どうやら、あの巨大形態は獣化兵の身体を操作し(まさしくアプトムを操ったように)、合体・融合させて作りだしたモノのようです。─カブラール師の戦闘形態であるかは謎ですが─巨大な脳に自身が埋め込まれているような状態になった、カブラール老師はクラウド・ゲートの獣化兵に指示を出し(つまり、「おまえら、巨大形態の部品(生け贄)になれ」と)、あの巨大な竜の様な形態に変態しようとしているのです。巨神獣変化ドラゴニックバースト…老師はそう呼んでいました。
 当時、ヴァモアのレーザー砲の充填に時間がかかるとしても、ちょっと兵の使い方が勿体ないと感じていたのですが、死体がでることが想定の範囲内(笑)、いや必要だったのですね。そして、その犠牲を最大限生かせて、人類への恫喝にもなる、老師のデモンストレーション巨神獣変化が生きた…と。さすが、クロノス(笑)。しかし、あの規模の超巨大生物が新宿で大暴れしたら、とんでもない被害がでますよ。その暴れた時間が長ければ長いほど、甚大な被害になると思われます。へたをすれば、局地的に恐ろしい事になった(アスファルトが溶岩化していたので、あの団地…以後人が済めないでしょう)、プルクシュタール閣下戦を越える大惨事になりかねません。そうなれば、クロノスへの反感がいやが上にも高まり…。おお…。久々に、物語が動き出しますかね。動きますよね、高屋先生(笑)!?