二人はプリキュア Max Heart 39話

もう決勝戦か…速いなぁ。御高具(おたかく)女子のキャプテン、永沢さん。

「楽しそうにプレイしている美墨さんを、ずっと見ていました」

あ、あの頃から見ていた(笑)!?そこっ!顔を赤らめて言わない(笑)!!つまり、1年生の頃からなぎさを愛(視線で)でていたといこことですね。なんて業の深い子なんだろう。同志軍曹と呼ばせて下さい(笑)。

「あーん! 美墨先輩がんばってー!」

すげー。黄色い歓声がとんでるですよ。あーん、ってなんですか(笑)。いや、でも気持ちはわかるのですよ。きっと女子しかいない学校に、あんな感じの男前がいたら、人気でますよ。ラクロス回は総じて面白いけど、今回もいい感じで進んでいます。試合も御高具(おたかく)女子も、先制ゴールを決めたとしても反省点を探して奢ることがない戦いっぷりはすばらしいです。永沢キャプテンは気づいたようですけど、なぎさは個々人の個性を認めた上で、最大の力を発揮できるように手綱を引き締めているというか、まあ、持っていて後は自由にやらせている感じですか。

「ベローネらしいいい試合をしよう。ラクロスを思い切り楽しんでね」

それがやっぱり、ベローネ学院の強みなのでしょうね。なぎさは普段は抜けている所があるけれど、それを「もー、なぎさ(先輩)は私たちが支えないと」と思わせて団結力を向上させ、試合の時はその信頼を上手く使って、みんなの緊張を和らげ、プレイヤーとしても決めるときはきっちり決めているわけです。なかなか巧みだなぁ。きっと、本人はナチュラルにやっていることなんでしょうけれども。反復練習とフォーメーションの追求。そして、問題点を見つけだして、その克服。まさしく頭のいい体育会系の練習を続ける御高具女子。スポーツ的には後者の方が正しいのかもしれませんが、学生のスポーツとしての楽しみを追求した世界なら、なぎさのやり方に何か考えるものがあったのでしょうね。ここで、ラクロスを楽しむ気持ちを前面に押し出す事に切り替えた、永沢さんの機転は、なかなかのものでした。勝ち負けはともかく、最後の試合で悔いを残すことがなかったというのは、永沢さんにとっては最大の収穫だったのではないでしょうか。

…美墨先輩最高ーって言っている女の子が、違う子なんですが(笑)。モブキャラにも手を抜かないという点を褒めていいものか、それともなぎさのファンが多いことを驚くべきか、さて?

ラクロスザケンナーにはさすがになぎさ激怒(笑)。「ラクロスなめないでよねっ!」いや、お気持ち分かります(笑)。できれば、今日はラクロスの試合を見ていたかったなぁ…来年度があるのならこの辺りを改善していただきたいのですが。ほら、ドラマが優れた回はそれをきちんとみたいので。うーん。スポンサーさんもその辺りをご理解して、都合付けて制約の解除をお願いしたいのですけどね。というか、スポンサーさん、見てるのか(笑)?

そういえば、来年はなぎさとほのかは高校生だから、主役交代っていう話があるのですが、どうなんでしょうね。なぎさのデザインに惚れ込んで見始めたシリーズなので、なぎさとほのかの二人でプリキュアなわけですから、まあ、見てみない事には断定的な意見は言えないのですが。