二人はプリキュア Max Heart 47話

ヘヴィなOPだ…いきなりバルデスの衝撃波でビルごと二人が吹っ飛んだ(笑)。これは、ラスボス格はバルデスで、坊ちゃんをジャアクキング様から解放するっていう展開になるってことでしょうかね。
淫獣たちが、ふたりと死ぬ覚悟を決めているとは(笑)。ほのかお婆ちゃんやなぎさファミリーなど、最終回ならではのイベントが心憎いなぁ。戦闘が凡百な私には表現しきれないすさまじさで、かわす、飛ぶ、跳ねる。途中から空飛んでいるし。それでも、バルデスには通じず、街がさらなる崩壊にさらされます。

キュアブラック「あ…宿題やるの忘れた…」
キュアホワイト「私も、お婆ちゃんにあさり買ってきてって言われてたの。どうしよう、あさりのおみそ汁」

崩壊した街を前に、なんかシュールな会話を繰り広げる二人。ああ、なんかすげーせつないけど、いい雰囲気です。川村さん、いい仕事してます(笑)。

「もー、何考えたって、あたしの自由でしょ」
「そうよ。わたしたちは自由なの。どんなことがあってもわたしたちの心の中までは誰も手出しはできない。
わたしたちの心の中の宇宙は、誰からも自由だわ」

おお…ほのかが悟りを開いた。闇の力によるすべての消滅と、混沌への回帰。否応なしに、すべての人たちは蹂躙されてしまいます。それに対してのふたりの結論。自由であり、ゆえに従属からの解放、未来への希望を持とうという気概…あ、やっとプリズムストーンが力を貸してくれた(笑)。スーパープリキュアにはなりませんでしたが、気合いが違う(笑)。バ、バルデスの衝撃波をかわすんじゃなくて、真正面から食らって耐えましたよ(笑)!!

キュアブラック「ここで倒れるわけにはいかないの!いろんなことがあったんだもの!!」
   前シリーズ第8話の回想シーンが入ります。
キュアホワイト「でも、乗り越えて来たのよ!」
   前シリーズ第42話の回想シーンが入ります。


この回想シーンって、ふたりが心に残った絆を作った話なんですよね。物理的な戦闘より、精神的な部分が厳しい戦いだったし。あ、うわー(笑)。ちょっと待ってー(笑)。なんか二人がえーと、ストナーサンシャインで突っ込んでいきましたよ(笑)。しかし、その威力を食らってさえ、バルデスジャアクキングは復活するのです(笑)。今回三回目の変身を遂げて巨大化したジャアクキング様が、OPの地球パンチを繰り出してきました。その腕を止めたクイーンが衝撃の一言を。

クイーン「ルミナスはあなたの心の中で生き続けるでしょう」

ちょっとマッテー(笑)。そ、そんな(笑)!!み、みんなで幸せになろうよ。決意を決めてクイーンになったひかりが、その決意を示す中で嗚咽を漏らしてしまうシーンは、かなりぐっときましたね……。ラストバトルはエキストリームルミナリオン・マックスかー(笑)。

卒業式は志穂号泣してるなぁ。喜怒哀楽を素直に表現するタイプだからね…。でも、ひかりがいないから…あかねさんの笑顔が寂しい…。くっそー、物語はみんなが笑顔じゃないと…って、今日、三度目の、チョット待ってー(笑)!!

ひかり生きてました(笑)。

多分、プリズムストーンが呼応した事と、なぎさとほのかの深層の願いが作用し…あ、理屈はいいや。素直にその事を喜ぼう。坊ちゃんも、救われたし。でも、あかねさん大変だな(笑)。

光と闇の明確な和解はなかったけれど、坊ちゃんが救われたことが、そのきっかけのひとつという解釈を私なりにしました。まあ、あんまり善悪について踏み込んだ考察をしても、わかりにくいですからね。気合いと根性と、間違っていることを間違っていると、指摘できる純粋な正義。その一端でも対象年齢世代に伝われば十分です。あ、ちょっとまって。これって、仮面ライダーのカテゴリーだったと思うけど、まあ、いいか(笑)。

キャスト並びにスタッフの皆様、2年間ご苦労様でした。耳をすませば本名陽子さんが主役を務めると言うことで見始めたシリーズでしたが、トータルで見続けてよかったと思います。総括として、きちんとしたものをいずれ書こうと思っていますが、現時点で次シリーズに望むことは日常だけの話を作って欲しいなーと。プリキュアで、最大の心残りがそれですから。


PS.もしかして劇場版で共闘できるっていう布石かな(笑)。