- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2005/04/10
- メディア: 文庫
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「誰に向かって言ってるんだか。あそこは僕の戦場だよ?
そして僕は必ず戦場から帰還してみせるね。今まで一人でずっと戦ってきた患者を連れて、さ」
by カエルに似た医師
最後の最後で、おいしい台詞をはきやがった(笑)。しかし、一方通行。男を見せたし、長い間の淀んだ澱も解消できて万々歳ですが、あんたもしや、ロリじゃないよね(笑)。確か魔界都市でも裸の女の子がせつらを訪ねる話があって、母に会いたい一念で魔界都市を動き回るけれど、その制御できない異能のためにせつらに2度クビを刎ねられるという、可愛そうな話がよぎりました。読み終わって、そうではなかったことに安心しました(笑)。とにかく5巻はすばらしかった。なんていうか、4巻までの人物配置などは、すべてこのためにあったのだと(笑)。