[フェイスレス]

フェイスレス (ジグザグノベルズ)

フェイスレス (ジグザグノベルズ)

昔話にこういう帰ってこれない旅館って、結構ありますね。桃源郷の一種で、浦島太郎の竜宮城の類なんでしょうけど。まあ、歓待されるだけで、面白おかしく暮らせるっていうのはありえない話なので、このフェイスレスでの温泉旅館にも伝説らしく、"いわく"がありますけど。

はじめてスコーピオンとして女性キャラがでてきましたね。この先生らしく、まもって系とかじゃない強めの女の子ですが(笑)。いや、大好きですよ、その方面は(笑)。ソーマとこのままいいコンビになってくれるといいなーと思っています。今回、なんだかんだでモーリ以外のカト・ソーマ・キャメルは考える時間が欲しくなったらしく、針をイシュタムに返還する決意をしますが、きっと時間がいろいろと解決してくれるのでしょう。ほら、冒頭にあるように、「<黒いコートの男>たちは、皆、この仕事にとり憑かれている。」わけですから。

確定したわけではないのですが、今回の店長会議で出てきた面子の名前を見る限り、やっぱり皆本物の死をつかさどる神のようですね。さまざまな神話で、死を扱っている神様の名前がでてきていますから。やっぱり、店長たちの謎は最後まで完全に明かされないんだろうなぁ。

アルカンシェルか。虹だって意味はわかっているのですが、なんか、語感がガイバーのアルカンフェルを思い出させますね。言葉の響きだけですが。アルカンフェルも何か意味があったような気がしますが、ちょっと忘れてしまいましたね。モーリはこのまま戦いの道へ突き進んだとしても、きっとソーマが助けてくれるんでしょうね。ソーマはなんか、ヒーローポジションというより、ヒロインポジションにいるような気がします。ほら、黄金バットを呼び出すように、ハガネはソーマの呼びかけにはすぐに応えて飛んできてくれるじゃないですか(笑)。あれは、ヒロインの行動ですよ。