命に限りはあっても熱い心は途絶えはせん。受け継ぐ者がいる限りな!!

by 牡牛座のアルデバラン

乙女座のアスミタ、死す。
生来盲目の彼は、生まれながらにして多くのものの苦しみを感じ取ってしまい、
世界は苦しみと迷いに満ちていると絶望していた彼。
だが、幼い日のアテナに出会い、そして……。
冥闘士を封じる数珠を作り上げ、最後に世界を"見る"ことができたアスミタ
きっと、その魂はテンマに受け継がれると信じています。


そして、我らがアルデバラン登場(笑)!!
連載当時はなんで初対面の輝火にこんなに世話焼くんだろうなーと思ってました。
だが、通して読んでその意味が分かりましたよ。
ずばり、アルデバランだから(笑)!!
彼の思想はこの言葉に集約されています。


「聖戦が…死ぬのが嫌なら強要はせん。どこへでも行け
だが、聖闘士でなくとも戦場でなくとも、弱い者を守る強さと優しさを持って生きろ」


小難しい事を考えない、力持ちの正義の味方。それが、アルデバランです。
だから、復活した冥闘士たちとの戦いで、「このアルデバラン、後悔などするか!」
と言い放ち、拳を交えた輝火に対して「お前が邪悪ではないからだ」と決め付ける(笑)。
良くも悪くも自分自身の強固な信念に基づいて、感覚で生きている人なわけです。
無論、その信念は「女神の元、地上の愛と正義を守る」聖闘士の基本方針ですがね。
そんな彼だからこそ、ヤサグレチンピラみたいな輝火を見て、
「これは、俺が叩きのめして、更正させねばならん」と妙な事を思ってしまったのもうなづけます(笑)。
しかし、あのタイタンズノヴァって…聖域で使ったらえらいことになりますよね(笑)。
少なくとも金牛宮はぶっこわれるはず(笑)。

で、今回の戦い、輝火の味方フラグが立ったという事でいいんですかね。
ぶっちゃけ、私の私見ですが、彼は一輝の前世だと思うんですよ。
ベヌウって、フェニックスの事だし。確か、エジプトの神話だと思いますが。
今回、ちらりと出てきた井戸に座っている兄弟?っぽい回想は、
恐らくは輝火と弟だと思うんですよ。その弟が死ぬかなんかして、
彼はハーデスを守れなかった弟の変わりに、すべてを賭して守ろうとしている?
かなーとか考えているんですが、さてはて。
でも、冥闘士って魔星に選ばれて冥衣を与えられ、身体がそれに相応しく作り変えられる、
って聖闘士星矢大全に書いてあるんですよ。
だから、それすら超えて、輝火が味方にはせ参じて、
「俺も…次に生まれ変わったら…お前たちのように熱き血潮の聖闘士に…」
とかだったら、私号泣の展開だ(笑)。


そういえば、アルデバランは本誌連載ではすでに…( TДT)。
なんていうか、大好きなだけにその衝撃をコミックスという形で読んで、耐えられるのだろうか。