- 作者: 榊涼介,きむらじゅんこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 文庫
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いや、まだ九州奪還とか色々残っているわけですが、本当、安心しました。
血を吐きながら、どこかの誰かのために、死んでいった仲間のために、
一心不乱に、戦場の悪鬼となり果てながらも、人々の希望となって戦う、
士(サムライ)、5121の誇る人型戦車。
そして、泥にまみれ砲弾の雨を掻い潜りつつ、
必死に生きようとする紅稜女子α戦車小隊や、合田小隊の人々。
最後のガンパレードマーチが流れるシーンは、圧巻でした。
原さんは「私、この歌嫌い」と言います。
けれど、この軍歌には人間を奮い立たせる希望が込められています。
事実、作中の人たちは、過去を思い、未来を信じ、勇気を得ます。
エピローグも私の好きな、後日談という形で固められていました。
この雰囲気が好きだなーと(笑)。
あとがきを読む限り、榊先生は現在、
ガンパレードマーチにもっとも適した身体を形成されているようです(笑)。
これは、書き時ではないでしょうか(笑)?
この続きがあるなら、読みたいですね、是非とも。
そうそう。地図を添付していただいてありがとうございました。
アンケートはがきにかいたカイがありました(笑)。