ポニョ、見てきました。

従姉の娘二人を連れて、映画鑑賞に。
というか、この子たちがいなかったら、
かなり入りづらい空間でした(笑)。
聞いて下さい、奥さん
だって、こども・こども・こども乱舞というかもー(笑)。
訓練されていない子供たちが、スクリーンの前やら、
椅子のあたりとか、所狭しと飛び回っていて(笑)。
なんというモンスターペアレンツかと。


小学3年生のお姉ちゃんと、5歳の妹は、従姉のしつけがいいのか、
比較的静かにしてはいます。
姉・妹だと呼びにくいので…、トトロから名前を取って、
お姉さんをさつき、妹をメイと呼ぶことにします(笑)。


さつきは子供乱舞空間を見て一言。
「夏休みだからって、浮かれ過ぎ」
……うわぁ…従姉(ねえ)さんの、小さい頃そっくりになってきた(笑)。
まあ、その辺りはともかく、メイが落ち着きがないので聞いてみたら、
「あの子の持ってるポニョほしい!」とのこと。
……スクリーンの前を走ってる女の子は、
両手に抱えられるくらいのポニョを抱いていました。
あー。あれは、きっと値段高いなぁ…多分、3000円くらい(笑)。
とりあえず、映画が終わったらという約束を取り付け、鑑賞開始。


私の感想としては、千と千尋よりもさらに年少の
……トトロくらいの対象年齢の作品だと感じました。
世界の危機などもありますけど、
全体的に優しさと善意に満ち溢れていて、
見ていて心が休まりました。
メッセージ性もありますが、それに気づかなくてもその年齢に応じて、
面白い部分を探せるような。この辺り、宮崎監督はさすがだなーと。
取りあえず、宗介のお母さんのリサは私の嫁という事で…(〓ω〓.) 。
あと、ツンデレお婆さんのトキさんも萌えた。
あと、40歳くらい若ければ守備範囲だったのに。
しかし、虫眼とアニ眼で監督が語っていた、
「」子供たちが遊びに来てくれる老人介護施設」。
それを映像の中で実践していたひまわりは、とても良い場所に見えました。
あの状況は確かに、老人たちに生きがいをくれるかもしれませんね。
お婆さんたちが、実に生き生きしていましたよ(笑)。


連れていった二人の女の子の感想はというと…。
メイは手放しで喜んでました。
作中で海を走っているポニョのポーズをとって、


「こんど海行くの! ポニョみたいに走る!」


と嬉しそうに言っていました。
で、さっきのぬいぐるみですが、買ってあげたんですけど…
やっぱり、2400円くらいしました……(ヽ゚'ω゚)。
予想より安かったのですが、高い、高いよ、ジブリ(笑)。


で、さつきの感想は


「お子様向けじゃないかな。メイも喜んでたし。
私もああいうの、手放しで楽しんでた時期があったなーって」


という感じで、ちょっとシニカルに笑いながら言ってました。


……(゜△゜;)。君はいくつだい(笑)。
ギギギ…なんか、すごく従姉(ねえ)さんに似てきた。
尋常じゃなく、似てきてるぞこの子(笑)。
じゃあ、あんまりおもしろくなかったの?と尋ねてみると、
「お母さんにDVD買ってもらいたい」
と言ってました。ああ、もう一回見たいくらいには楽しかったのか。
おじさん、安心したよ(笑)。


帰りはマックで食事をとりながら、なぜか見ているというコードギアスの話を。
さつきはロイド博士とギルフォードが好きだというマニアックさ。
メガネか。やっぱり、この血族はメガネが好きなのか(笑)。
メイはよくわからないと言っていたけど、なぜか皇帝が好きらしい。
理由は「まきまきさわらせて!」
…ああ、多分、貴族風の髪型が気に入っているのか(笑)。


取りあえず一言。


従姉(ねえ)さん……。


あんた、


自分の趣味を子供に


継承させ過ぎだ(笑)!!



まあ、それはともかく、宮崎監督。
子供たちは喜んでいました。
あなたのやることは方向として間違ってないようです。
だから、金獅子賞を絨毯に叩きつけて、
「こんなもので俺を飼いならせると思うな!」
みたいに吠えるくらいの気概を見せてください(笑)。
子供の頃にラピュタを見た時、私は確かに、
あの島へ行ってみたいと思ったのだから。
そういうものを、もう一度、あなたなら作れるはずです。