シナリオ名 :魔神王の娘 (10話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/


ああ、モブ顔の吉田さんが光村とつきあっていたと言うことなのか(笑)。
前回、みんな同じ顔に見えるって言ってたのは、こういう引きだったとは。


騎士団の遊撃隊がひっそりと動いてクレーメを狙っている光村をマークしている辺りは、
カイが軽い雰囲気でありながらも、切れ者っぽい印象を上手く与えているなーと思いました。
例えが変ですけど、遠山の金さんというか(笑)。
年齢がいきすぎてますけど、松方弘樹さんバージョンの。
あの金さんは、普段本当のただの駄目な遊び人で、
松方さんのリアルなそういう部分(笑)が反映されているのですが、
きな臭さを感じ取る能力は非常に長けていて、
細かい仕草などから事件や陰謀の臭いを探りだしたものでした。


まあ、それはともかく、待ち伏せされていたクレーメが、光村隊と戦う事に。
戦闘では騎士団の遊撃隊と、姫士組の4番隊が助けに来てくれました。
しかし、クルセイダー(弓兵)って初めて見たけど、こんなに強いとは思いませんでした(笑)。
苦戦しつつも、光村を倒してクルセイドの紋章を手に入れました。


清水は会話の端々に善良というか、良心の呵責があるというか。
土壇場で、彼の心の天秤がどちら側に傾くか注視したいものです。


戦闘後は、原さんが助けに来てくれましたけど、
光村の騎士団vs姫士組の戦争になるという脅しを、
あくまで光村個人の諍いであると切り返したカ イの頭のキレか、
口の上手さか(笑)は驚きましたね。
あの一言が無ければ、実際、一件は大事になっていたはずですし。


ただ、転んでもただでは起きないのか、原さんの首を狙って、
光村隊と姫士組5番隊さらに、
騎士団の遊撃隊とゆっきー隊を連れてきていいから決闘だ
(意訳:まとめて片付ける)といい放つ辺り、
このシナリオの光村は実に機転が利く男のようです。
これが、原さんをひっぱり出すため
(もしくは、シンさんでもいいけど姫士組の隊長クラスをおびき寄せる事が目的)であるのか、
クレーメを取り込むもしくは、始末するための策であるのかわかりませんが、
前者なら確実に裏面のチェスボードで、指している人間がいますね(笑)。


エピローグでは、姫士組での話し合いの後、吉田さんの暴走に対して、
和子たちが心配しているシーンが印象に残りました。


なんとも更新が速いのが羨ましいです(笑)。
次の展開も楽しみにしております。