シナリオ名 :魔神王の娘 (13話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/


久裏邪津加(ひさうら・やつか)が中心に据えられていて、
彼女の日常が丁寧に描かれています。
邪津加の能力「エクステンドアザー」は掻い摘んでいうと、物事の本質を付く能力で、
それを付く際に与える衝撃という現象を、表向きの能力にしているようです。
そんな彼女には、様々な事象がよく見通せるようで、以前から予言めいた事を話したりしており、
今回も日常の会話の端々にそういう台詞が混じっていて、
それを周りの友人達は、「ああ、変わり者だからなぁ」程度に見ているわけです。
邪津加も言葉の端々で、そんな自分を達観している風にも見えますが、
エルザや壬尋、ユノの言葉などで、自分にも見通せない人間の良い感情というか、
良い心の動きによって安心している節もあるように見受けられました。


紅雲と話していた夜更かしの一件は、
彼女の能力に由来するこの世ならざる異界との戦いだったりするのでしょうか?
そう、やすやすと明かされないとは思いますが(笑)。


戦闘はモヒカンが本当に援護が鬱陶しいのですが、
味方も強力なので意外にあっさり方がつきました。
セリカ先生強い(笑)。


エピローグでは、風紀委員の列からするりと居なくなった市山さんが、
モヒカンになりすましていたエージェントと接触
猟惨泊の内情を探っている様子でした。


クレーメは今回、エピローグだけの出番でしたが、次回は樹海で何事かあるようです。
樹海はキナ臭い事の温床になっているので(笑)、どういういった展開が待ち受けているか、
楽しみにして待とうと思っています。