- 作者: 松江名俊
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/02/18
- メディア: コミック
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
イーサン・スタンレイ
評価 9/10
イーサンがあまりにも格好よすぎる37巻でした。
寡黙で朴訥に任務を全うするけれど、命令以外の部分では人を思いやれる漢。
武器組の達人と戦った際も、少女を助けるために身を挺して(何カ所か斬られている)いますし。
その優しさが彼女にもわかったように、失礼な口を聞いた同乗の男を吹っ飛ばしたとき、
少女も口裏を合わせてくれました。
「別の合い方をしていたら……キミとはとても気があったかもしれない!!」
そう、ケンイチに言わせた、現在唯一のYOMIです。
そこにもイーサンの人柄がでているといわざるをえません。
ケンイチが、イーサンに辛勝した後、
捕らえられているイーサンの姉であるレイチェルを助ける、と言い出すのは、
まあ、いつもの事ですが、この戦った相手を思いやれるのは、
地味なものが多いケンイチの長所の中でも、非常に私が好きな部分です。
甘い、といってしまえばそうですが、私はそういう人間が大好きなので。
しかし、今回は初動からケンイチがテンションマックスで戦って、
なおかつイーサンの大理石を切り出したような肉体も相まって、
戦闘シーンが楽しくて楽しくて堪らなかったですね(笑)。
それにしても、ボリスもイーサンも、YOMIのガタイいいマッチョ組は、
私の理想とする、
「心優しいマッチョ
(力あるマッチョが暴力的なのは意味がない。
力ある者が優しいからこそ意味がある)」
を体現しているので、いまのところYOMIでは二人が一番好きですね。