■

シナリオ名　：「魔神王の娘 」(間章３)
製作者　　　：philoさん
ＨＰ：　伯陽堂　http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/

今回は騎士団の内戦後の各勢力の動きが色々と描写されていましたが、
新たな勢力が幾つか出て来たので、彼らがどう動くのか気にかかります。

まずは、三校の生徒会長ですが、何か起こったらやばそうな感じです(笑)。
霧姐さん以外、仕事してないというか。
困った事に京夜も、飛鳥も、各々が別のバリエーションで、
ＴＯＰとしての仕事をしていないので、けっこうマズいです。
飛鳥はＴＯＰとしての指示をせず、
自分の戦士としての武勇を発揮して満足してしまっています。
ただ、京夜の方が重傷で、自信の決断を黒崎に任せきりという、
致命的に危険な状況であるといえると思います。
ＴＯＰの仕事は大雑把にいうと、決断することなので、
今回は二人ともそれをしてないのが、非常に危ないと感じました。

たかみー達は、意外にたかみーが冷静だったので、
ここは大丈夫かなとは。
殺戮之道の人達が出て来ましたが、その右腕を落ち着かせろ(笑)、
と思う以外は、けっこうまっとうなので、ここも平気かと。
単純に腕の立つ裏社会の人間が、闇市とかを掌握すると言ってるなら、
非常に問題がありますが、長く続いてきた家系の組織がそれをやるなら、
問題は小さくすむと思います。
彼らの秩序に則った、それなりの秩序が築かれるのではないでしょうか。
ただ、その場合は、それを好ましく思わない、
混乱を望む連中が乗り出してくる可能性があるかと思いますけど。

で、三校生徒会と同じく、
今回、不安に思ったのが、警備隊の動きです。
ここも、組織が多く、色々と問題山積みなので、
私のシナリオでは取り上げなかったのですが、
騎士団の内紛がすんだ現在においては、それを回避するわけにはいかないでしょうし。
会話に出て来た組織名を見ただけで、ああ、これは大変だと思いました(笑)。

最後のクレーメとクレア姉さんの会話に癒されましたが、
こう問題が露天の商品のように陳列されると、
どれから取りかかるのか気になります(笑)。
私だと、どれからいこうか迷ってしまいそうですが。