9/10


映画見に行ったんですけど、ブルーレイ買っちゃいました(笑)。


日本のマーヴェルファンが待ちわびた、ヒーローの共演。
キャプテン・アメリカ、アイアンマン、マイティ・ソービッグスリーに、
ハルク、ホークアイ、ブラック・ウィドゥを加えた、地球最強のチームアベンジャーズ
待った、待ちましたよ。1994年にX−MEN小学館プロダクションから刊行されて、
それを読んで魅了され、早18年。
新参極まりない私ではありますが、アイアンマン、キャプテン・アメリカ
マイティ・ソーと映画化され、その映画の中に他のキャラクターを臭わせる部分、
共通の登場キャラ(ニックやコールソンのことね)、アイアンマン2ではムジョルニアが登場し、
これはアベンジャーズ来るだろう(*´д`*)ハァハァと、
首を長くして待ち続けていたので、本当、嬉しくて貯まりませんでした。



アクションシーンのナターシャたんのおっぱいが凄すぎて、
アクション見てませんでした(*´д`*)ハァハァ。



それはともかく、正直、私はハルクというヒーローが大嫌いです。
強大な腕力、頑丈な肉体を持ちながら、心優しいマッチョが沢山いるアメコミの中で、
最強の腕力を誇りながら、まったく優しさを持たない彼が大嫌いでした。
簡単に洗脳されて、オンスロートの手先になったり、
邦訳において、悪いシーンばかり見てしまってるからかもしれませんが。
ですが、この映画で、マーク・ラファロさんの演じるブルース・バナー博士が、
そのコミカルというか、苦悩しつつも優しさを失わない辺りが可愛くて可愛くて(笑)。
ハルクは、それほど好きじゃありませんが、バナー博士は好きになりました。
アイアンマンことトニー社長も、誰もついてこれない科学分野の専門用語発言に、
しっかりくいついてくるバナー博士に萌えてましたし。
さりげなく、スタークタワーの研究ブロックに来ない?って
誘ってる辺りが、相当評価してますよね。


キャップに出会って、はしゃいでるコールソンが可愛いんですが、
先の事を考えると悲しいですね。


ドイツのシーンで、人々を囲んで人間は支配されたがる生き物だ、
膝を屈するのがお似合いだと演説をするシーンがありますが、
一人の老人が、立ち上がりそれに対して否といいます。
老人が、ロキの杖から発せられる光線に撃たれそうになった時、
キャプテン・アメリカが助けてくれるのですが、
こういうシーンを見たかった私としては、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
このシーンは、恐怖によって人間の尊厳が押しつぶされている時に、
老い先短い老人が立ち上がり、それを訴え、
恐らくは同年代の(外見年齢は若いですが)キャップが助ける事に、
すごい意味があると思います。
老人が言った、いつの時代にもお前(ロキ)のようなやつが〜という下りは、
ヒトラーの支配に対する暗喩なのでしょうし。
その後のキャップの台詞も、それを補足するような意味合いになってますからね。


全編を通してアクションシーンがとんでもない動きをしてくれて、
前半からこんなに色々やって大丈夫なのかと危惧していたら、
後半はさらにそれを超える完成度でびっくりしました(笑)。
続編も決定しているそうなので、次も楽しみです。


ネタバレ:Q.最後の紫ゴリラは誰? A.サノスです。



個人的にはキャップがもうちょっと我を抑えて、
人の良い感じにして欲しかったかなーと。
十分善人なんですが、底抜けにいい人なので(笑)。
今回ちょっと、短気に感じられて。
まぁ、凍結状態から解放された直後なので、
世界の変遷と状況に困惑しているのかもしれませんが。


待ちに待ったヒーローのクロスオーバー。
近年希にみるよい娯楽映画として仕上がっていたと思います。
多分、まったくの事前知識がなくても、アクション物としてそれなりに楽しめるでしょう。
でも、それは勿体ない。
是非、アベンジャーズを精髄から楽しむ為に、映画化されたキャプテン・アメリカ
マイティ・ソー、アイアンマン辺りを事前に見てから、
アベンジャーズを視聴することをお奨めします。
クロスオーバー的な楽しみが、倍増されますから。