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今回、アグリッピナ、セネカなど、セイバーの過去を語る上での登場人物が、
数多く現れ、彼らと供にセイバー=ネロ・クラウディウスの過去が明らかになっていきます。
塩野七生先生のローマ人物語で、ネロ帝の事は大体知っていたので、
ああ、こういう感じでまとめあげたのかと思いました。
今回戦ったアサシン先生=李書文との戦いは先生の男ぶりの良さと、
その容赦ない強さが非常に印象的で、
セイバーの過去の話のせつない哀しさと相まって、
4巻を強く印象づけてくれました。
別に戦っている相手だから憎むわけでもなく、
酒を酌み交わそうとする辺りは、書文先生はランサー兄貴に似てるかなーと。
往年のランサー・李書文の姿も見たかったものです。


しかし、赤ちゃまは可愛いな(*´д`*)ハァハァ。
自身の生涯に後悔はあるけれども、
それを否定することはないという下りは、青セイバーとの対比で非常に面白いと思いました。
で、その赤ちゃまが、自身の悪評でマスターに嫌われることを厭うくだりが、
もう、ヤバイ可愛いので、赤ちゃまprpr状態でした。
5巻も楽しみにしています(*´д`*)ハァハァ。