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1巻よりいいかなと。特撮より制限が少ない漫画という舞台で、
グロンギ達のデザインも着ぐるみでは難しい表現が出ていて、
戦闘も特撮やらCGを気にせず派手にできるので今後、
面白くなりそうな感じがあっていいです。


あと、今回、メビオたんが萌えるのですが、グロンギと対話ができないという話を、
最初の方にやっておくのはいいストーリー展開だなと思いました。
人間の姿をとることができ、前半はグロンギ語ばかりでしたが、
後半は人間の言葉を操るグロンギも出てきて、
コミュニケーションとれないわけではなかったので。
だから、五代の性格だったらそれを試みるかなーっていうのはあったので、
そういうエピソードを入れてくるのは実に良かったです。


オリジナルで出てきた、一条に対して嫌なポジションの駿河とか、
どうも気にくわないですね。
まぁ、嫌われるために出てきたキャラクターなのだろうと思うので、
こういう反応でいいんでしょうけど、長生きしそうなのが嫌です。


あと、明確にアギトと繋げてきてる辺りちょっといやかなぁと。
巻末を読むと、様々なディスカッションの結果のようですが……。
クウガの展開を主にして、アギトはあくまで従であり、
クウガのストーリーを盛り上げる一部品であるならいいのですが、
グロンギを越えた存在……アギト」
とかやってるのでちょっと……不満が残ります。
仮面ライダーアギトをやってるならいいんです。
これは仮面ライダークウガです。アギト>グロンギとかだされちゃうと萎えます。
でも、ガドル閣下出てくるまでは付き合います。


あと、白倉さんは口に気をつけた方がいいと思います。
TVの五代雄介のキャラクター、私は好きでしたよ。
ヒーローを提供する側がヒーローのキャラクターを薄いっていうのは、
それを喜んで見ている視聴者に対しても、演じる役者さんに対しても失礼だと思います。
少なくとも、私は憤りを感じました。