いつも逞しい麻子が、珍しくそうではない面をかいま見せる、貴重なお話です。それにしても、病院というのはこういった怪談には適した舞台ですよね(笑)。気になるのは、最初の一人。優しくて寂しい少女というのは、麻子と舞を見送った、電波系っぽい時代がか…

この巻です。日輪、可愛いよ日輪というお話(笑)。作者の城池先生は、さらりとした文体で、幾つもの伏線を綺麗に張って、それを上手に回収していく手腕が見ていてほれぼれします。 「お前が男ならばなぁ」と父親に言われながら育って、獣の槍伝承者候補にまで…

ｂｙ とら(うしおととら)