二人はプリキュア Max Heart 10話

「手を握るって、力とか…気持ちとか…いろんなものが伝わると思うの…」
OPテーマが始まる前に、いきなりの衝撃イベントが(笑)!放課後、練習で疲れ切ったなぎさを、ほのかがスールに迎えに来たのかと思ってしまいましたよ(笑)!っていうか、ほのかやりたい放題だなぁ…くっそー実に羨ましい。

試合を観戦しているほのかとひかりが、あまりに怪しすぎる団体なんですが(笑)。まわりに、ハーティエル3体とメポミポポルンがいるせいで、もーなんかワケの分からない集団で。っていうか、堂々と姿現していて大丈夫なんでしょうかね。…あ、ハーティエルはなぎさたちにしか見えなかったんですよね。なら、平気かな…。

ところで、サーキュラス様が今日話していた「あいつ」というのは、彼らの最後の一人なんでしょうかね。闇の騎士たちは、ダークファイブが5人、闇の三戦士が3人だったことから、4人なんじゃないかと思ってるんですよね。でも、言葉からして最後の一人は問題児っぽい感じを受けますが。


最近のプリキュアは、必ず一つのキーワードを最初に提示して、それにそった物語を展開しています。今回なら冒頭の手を握るシーンで、なぎさとほのかの友情や絆を示して、その後のめぐみとまきの諍いで、和が乱れたことを描き、対称的な描写をすることで、ストーリーの進行を示しています。やはり、苦戦するベローネ学院ラクロス部が、ひかりが示してくれた手を握る(OPの手を握るって…で説明されているとおり)ことにヒントを得たなぎさが、乱れたみんなの心を一つにする手を思いつきます。そして、その後にひかりが一人で敵に挑んだ事(なぎさの試合を邪魔しないという理由があったにしろ)を、なぎさとほのかは一人で挑んだ事を叱りますが、それがひかりのことを思ってのことは、ひかりにも十分伝わっています。そして、なぎさがひかりの手を握って、思いを伝えるという、OPでほのかがなぎさにやったことをそのまましてあげるわけです。伏線の生かし方が滑らかになってきて、いいかんじです。マックスハートでは私のまちのぞんだ日常描写が、量的に増えたわけではないのですが、その演出の仕方が上手くなってきているように思えます。…手を握るなんている、ドキドキ(死語)イベントを作る人は誰だろう…とEDクレジットを見ていたら、やっぱり成田良美さんだ…(笑)。いや、そうだと思っていたんです。乙女心を描かせたら、私のなかで当代随一の方です。

玩具の番宣に見えますけど(実際そうでしょうが)、クイーンのチェアレクトが登城したのも、3人の絆が深まり、ひかりの心が成長したことによって、登場したようにみえます。ところで、一番コミュニケーションが取りやすい、パションが眠りについて、絆が見えるというかなり役に立つ能力を持ったハーモニーも眠りにつき(笑)、超電波系であり、意志疎通が困難なシークンが残るというのは…困ったことです(笑)。


ところで、今回登場したラクロス部のめぐみ(バンダナ三年生)は、やはり以前の部長である弓子先輩に憧れて居るんでしょうかね。ああ、そういえば、贔屓目なんでしょうけど、ひかりを演じているときの田中理恵さんは、先日見たガンダムSEEDディスティニーでラクスを演じているときよりも、のびのびと声を出しているような印象を受けたのですがどうなんでしょうね。あんまり、両方の番組を両方とも視聴している人がいないでしょうから、他に意見を求めることも難しそうですね(笑)。