ロズオーク公爵の罪

 ベルウィックサーガの最終話で明らかになるのですが、ウォルケンス王の即位にはロズオーク公爵の盟友たる、リード公爵は反対であったようです。その最終章間際まで虐められ続けたプレイヤー=リース公子としては、かなり許し難い話ではあります(笑)。その辺りの虐げられっぷりを思い出してみるにつけ、ヘルマン(ヤーカーラム)に踊らされたとは言っても思慮の足りない判断で右往左往した事を考えても、ウォルケンス王子(当時は)を王にしたロズオーク公爵の判断は正気を疑いたくなってきます。敗北条件になってなかったら、ロズオーク公爵見殺しにしようかと思いましたよ(笑)。まぁ、ロズオーク公にも理由があって、故モルディアス王(ウォルケンス王子とシェンナ王女の父親)に「ウォルケンス王子の行く末を」頼まれたことが、理由となっています。確かに、義理堅いロズオーク公爵にとっては主君の言葉でもあり、無視するわけにはいかなかったのでしょう。ですが、その判断によって苦しまなくてよい人たちが多く苦しみ、命を落としたことを公爵は自覚して頂きたいと思うのです。ご自身が仰っていたように、領民を守ることが主たる公爵の務めなのですから。ウォルケンス王がいなかったら、物語があっさりと好転して終わってしまう可能性があるので、まあ、演出上仕方なかったのかもしれませんがねぇ…(笑)。
 以前も書きましたけど、ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣−において、ニーナ王女に兄貴がいて、生き残っていたとしたら、ロズオーク公のように苦しい立場に晒される役割はハーディンに回ってくるでしょうし、リース公子のイヂメられる役はマルス王子に課せられてしまうのでしょうね(笑)。誰か、そういう視点でFEのお話を作ってくれないかなぁ(笑)。

遅まきながら気づいたのですが(笑)、スターライトって魔法は一体どういう役割があったのでしょうか…(笑)?別にマフーのような対抗魔法があったわけでもないし…うーむ。