- 作者: 久保帯人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/04
- メディア: ペーパーバック
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今回のストーリー上のキモは、ルキア救出のシーンなのでしょうが、京楽&浮竹vs山本総隊長と夜一さんvs砕蜂のせいで、ちょっとあせてしまいますね、それが(笑)。夜一さんvs砕蜂は、決着がついているからいいんですけど、京楽&浮竹vs山本総隊長の方は、もうちょい戦いが見たかったのですよ。総隊長が、想像よりも遙かに強かったので、その戦い方が見たかったことと、京楽&浮竹がどう奮戦するか(勝てるとは思ってない)ってとこが、気になったのです。勇音が情報伝達の鬼道を使ったとき、各戦場&メンバーの状態が映し出されたのですが、総隊長は無傷だけど、京楽&浮竹が怪我してたんですよね(笑)。あの二人だから、あそこまで戦えたのでしょうが、その過程が見たかったんです。まあ、兄様vs一護も白熱したんですけど、きっと、私の中で兄様の評価が格段に上がったシーンは、20巻に収録されるはず。まあ、白帝剣が見られるから、それが楽しみですかね。
私は阿散井結構好きなのですが、それは出てくる度に負けるからなんですよね。それだけ聞くと、いま風の言葉でいえば、ヘタレなんでしょうが、彼はそういうんじゃないんですよ。状況と相性的に、確実に勝てない敵と戦わされてしまうのです(笑)。そのせいで、勝ち負けはともかく、どう、奮戦するのかor死ぬかもという事が気になって、戦いが緊迫するんですよね(笑)。で、彼は負ける戦いを何故させられるかというと、彼は勝敗ではなくて、意地を相手に叩きつけるというか、次に戦う(おおむね一護)人間のために、その戦う相手に自分の意地をぶつけるというか(笑)。