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バキ外伝疵面─スカーフェイス─ 1巻

バキ外伝疵面 1 (チャンピオンREDコミックス)

バキ外伝疵面 1 (チャンピオンREDコミックス)

 ふぅ…カラーページ読んだだけで花山兄貴の漢らしさが濃密に漂ってきて、お腹一杯になってしまいます(笑)。最初、板垣先生が描いていると思ったのですが、微妙にタッチが違うんですよね。というか、本編よりも花山兄貴が優男に(笑)なっているんですよ。いや、これは異論があるかもしれませんが、少なくとも私には美形に見えるッッ(笑)!!
恐らく作画の山内先生はお弟子さんなのでしょうが、いや…すばらしい。エピソードGも、車田先生のお弟子に描いて貰えばなぁ(笑)。

「巨大なエンジンを一撃で破壊した経歴をもちながら─本気で拳を握った事がない。
なぜ……?
巨大恒星がその大きすぎる引力のため徐々に収縮し、
遂にはその姿は限りなく無に近づき──ブラックホールと化すという。
彼(兄貴)の巨大過ぎる握力は、彼自身の拳をも握りつぶしてしまうからである」

この得体の知れない迫力と、理解を阻み押しつけるような圧倒的な描写は、板垣テイスト満載てんこもりなので、この部分はやはり、板垣先生の監修であることを伺わせています。すでに恒星にまで例えられている花山兄貴ですが、それすら彼を知る人間にとっては「ま、当然だわなぁ(バキ口調)」と言わざるを得ないでしょう(笑)。時間がいろいろ飛んでいるわけですが、花山兄貴萌えの人にとっては、堪らない一冊であるといえるでしょう。もし、バキで「兄貴メインの話がずっと、限りなく続いてくれたなら…」と妄想を逞しくしていた方がいらっしゃるのなら、そんな貴方を満足させきること間違いないです(笑)。