- 作者: 榊涼介,きむらじゅんこ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/09
- メディア: 文庫
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白の章の時も感じたのですけど、原作のゲームをプレイしてくなってきますね。とりあえず、苗字と顔を確かめつつ最初の一章を読み進めると、大体すんなり話が入ってきました。シチュエーション的には白の章と同じような、戦わされることになってしまった山岳師団(予備兵力)が奮戦するわけなんですけど、ちょっと気に入ったのが人類側の騎兵の乗馬というか、乗獣が狼や虎のような遺伝改良された戦闘生物でなんか格好いいんですよねー(笑)。その獣たちが、緑の章だけあって、山林を駆け巡って幻獣たちと戦うわけです。その様がやや前時代的なヒロイズムに満ちていて映像的に思い浮かべると、映えるんですよね(笑)。読む前は、白の章の方が面白いかなーなどと勝手に考えていましたが、甲乙つけがたいですね。で、最後に気になったのは、元のゲームだと白の章の隊員を転属させてくることができるそうなんですが、続編があるならそういうイベントがあるのかと楽しみにしています。まあ、それより5121小隊の隊員が助けに来る可能性のほうが高そうなんですけど(笑)。