DEATH NOTE the Last name

微妙にネタバレしてますので、映画未見の方はご注意ください。
まさかデスノートの映画で劇場が笑いに包まれるとは思いませんでした。月の大学を訪ねたLが、案の定月に、「素顔で出向いて大丈夫なのか?」と問われたのですが、「これがありますから」のこれが、なんとひょっとこのお面(笑)。それ被って、すごくナチュラルに話しているLに、劇場が笑いの渦に(笑)。私も思わず吹いてしまいましたが(笑)。後、Lの過剰なお菓子好きの表現として、チョコレートシロップやら大量にかけたお菓子や、団子にたっぷりのたれをつけたり(笑)、L役の俳優さんの血糖値を思うと役者魂を感じるシーンでした。
 全体的には、前半と上手くつなげて、なおかつ原作コミックスの第一部と第二部をまとめて租借して、原作の設定に上手く沿った映画なりのアレンジがなされているなぁーといった感じで、満足しました。実はあんまり期待していなかったので、思いのほかの完成度にちょっと驚かされたということもあります。Lが、偽装されているデスノートの嘘を見破って、命を賭けた手法で月の策謀を凌駕します。原作をお持ちの方だと、おそらくLが倒れた瞬間に、「あー、原作どおりだな」と思った心理的な隙を突かれて、けっこう驚くことになると思いますから、楽しみにしていてください。

ところで、隣に座った男性が、映画の間中、お菓子を食べまくっていました。非常に迷惑で、非紳士的な行為です。貴方がお菓子を食べまくっても、Lにはなれませんから、無駄かつ迷惑な行為は止めていただきたいと、灼熱する憤慨感の中思った次第で、あります(笑)。