鋼鉄の白兎騎士団 III (ファミ通文庫)

鋼鉄の白兎騎士団 III (ファミ通文庫)

団長が騒動の黒幕ーっ!? で終わった2巻からちょっと待ちましたけど、真相語りやレフレンシア副団長のマリエミュール団長への想いなど、色々てんこ盛りの序盤だったので、この騎士団の内紛騒動は4巻まで引くのかと慄いていましたが(笑)、とりあえず決着ついてよかったです。団長の副団長への想いは、大方私の予想通りでしたけど、番隊筆頭のヴィネダは…オープニングで言われているほどガブリエラの策謀に通じてはいないんじゃないでしょうか。ひっかけられたのは、一回だし。まあ、城の要所や周辺の地形、白兎騎士団の人員や構成・基本的な戦略・戦術構想などに通じていることは、非常に大きなアドバンテージになるとは思いますけど。それとも、内紛以降、ガブリエラの幾つかの事件を丹念に収集・研究していたのでしょうか?執念深いとか言われていましたし(笑)。とりあえず、3月に出版予定の4巻を楽しみに待っておこうと思います。しかし…絵師さんは、こんかいも、ヴェリーグッジョヴでした(笑)。