鬼切り夜鳥子2 京都ミステリーツアー (ファミ通文庫)

鬼切り夜鳥子2 京都ミステリーツアー (ファミ通文庫)

私は中学・高校ともに修学旅行では飛騨高山へ行ったためか、京都には憧れに近い感情を持ちつつ、一度も行った事が無いことに対して悲嘆にくれておりました(笑)。まぁ、それはともかく、私としては魔界都市の印象が強い京都で、夜鳥子たちの鬼退治が行われたのが今作であります。駒子の協力者は久遠と三ツ橋に加えて、荒木が加わり、パーティーの連携がなかなか面白かったなーと思いました。上記の通り私は京都へ行った事がないため、添付された地図と中学生の頃の地図帳を片手に、いちいち場所を把握しながら読んでおりました。面倒ではありますが、地図上の地点を視覚的に捉えながら、移動する描写を頭の中で描きながら読み進めるのは結構楽しくて、思ったより分厚かったのですが、スルスルと読み終えてしまいました。終章の感じだと、すぐにでも続刊がいけそうな感じだったのですが、あとがきを読むと、夜鳥子の生きていた頃の話or三ツ橋の外伝と、アナザーストーリーっぽい話が予定されているようです。まあ、まったり楽しみにしております(笑)。

そうそう、刺青好きな方、お奨めですと書いておきましょう(笑)。