楽しい話と学園都市の暗部が交互に姿を現す感じのストーリー展開でした。ぶっちゃけ、上条ちゃんが幻想殺しの通用しない相手と戦ったらどうなるかなーというのは、実に興味深いところでしたので、楽しく読ませてもらいました。って、上条ちゃんはやっぱり、かなり喧嘩なれしてるよね(笑)。まぁ、そう書いてはあったけど。私だったら、一対一でも、2人目くらいで奇襲に失敗して射殺されていそうだし(笑)。彼は実に胆力が据わっていていいですねー。

今回は美鈴ママンや、神裂ねーちんなどの私の大好きなキャラが出張ってきていて、とても楽しめました。というか、イギリス清教の寮って、行ってみたい(笑)。実に女子高っぽい雰囲気が漂っていそうだ。しかし、本文中に書いてあるように、「イギリス国内の不穏分子をおびき寄せて叩くためのエサ」との事なので、神裂やシェリーをはじめとして、アニェーゼ部隊など、戦闘力がありそうな連中が揃っているので、実に恐ろしい場所と化していそうです。下着ドロ程度じゃ、近寄れもしないかもしれません(笑)。

ラストの海原・一方通行・土御門・結標さんの4人が街を闊歩する姿が、実に反骨心に溢れていてとてもよかったです。なんていうか、「絶望? ハッ、ダム一杯持ってこられても、俺たちゃ屈しないぜ!」って感じで(笑)。海原が魔術師で、一方通行が能力者、土御門が魔術師/能力者で、結標さんが能力者。なかなか面白そうな編成になってるなーと、彼らのこれからの活躍を楽しみにしています。

しかし、名前ないまま来てしまったカエル顔の医者が、ほんとうにいいところをかっさらっていきますねー(笑)。