シナリオ名:-THE RIDER HEAVEN-
作者:エグゼさん

3話


強欲のタイトルが示すように、その名を冠したライダーが登場します。
秋葉さんは、いい感じに癖のある登場の仕方がよかったですかね。
火穂君が変身した辺りで、彼がそれをストレートに「秘密にしてやるよ」
って、言ってますけどあの辺りは後々での彼の行動を引き立てるために、
ぶっきらぼうだけど、この人いい人だなーってくどいくらいに演出してやると、
さらに、後半のシーンがぐっとくるような気がします。
プレイヤーが「あんた、信じてたのに!!」って叫ぶくらいに(笑)。


戦闘はいい難易度です。
前半戦は、勝利条件の耐えるという言葉の通り、それに従っていれば負けませんし、
後半は又三郎さんが助けに来てくれるので、問題ありません。
ただ、火穂君が強欲の姦計に怒りを発した上での戦闘なので、
気力を120ぐらいに設定して、強火力で敵をなぎ払う爽快さがあってもいいかもしれません。
あと、折角、RIDER-ATTACKって書き文字で格好いい演出が出てきてるので、
「おお、RIDER-ATTACK使えるんだな!」と思ったら、気力足りなくて使えないので、
ちょっと寂しかったんですよ。ちょっとね(笑)。
そんなわけで、怒りの後は、気力120に設定してもらえると、
私としてはとても嬉しかったかなーと思うわけです。
まあ、イベント戦闘で使ってみせてくれるんですが、実際に使ってみたいじゃないですか。


後、会話イベントが設定してあるんですが、接触か攻撃イベント辺りにしてもよかったのではないかと。
会話イベントは行動消費してしまうのに、本当に会話するだけで、別に説得するとか、
気力が上がるとかそういった副次的な効能がないので、二度目以降は会話イベント実行したくなくなってしまうので。
内容からしても、接触か攻撃イベントで代替可能ではないかと。


2話に登場した金髪の博士が、重傷の強欲の人を勧誘。
初の人死にが出たことで(厳密に言うと違うのかな)、落ち込む火穂君。
博士+強欲の人が、傷心の火穂君に何か仕掛けてくるのが先か、火穂君の落ち込みが治るのが先か?
でも、この場合は、主人公を先に立ち直らせないといけないかな(笑)。
この辺りは、エグゼさんの次話の以降の舵取りを楽しみにしています。