D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

D&Dリプレイ 若獅子の戦賦 (HJ文庫G)

中学生の頃、T&T辺りと交互にやってた記憶があるのですが、
その後、ソードワールドクリスタニアやらガープスやらシャドウランやらにかぶれて(笑)、
すっかり遠ざかってしまっていましたからね。
最近、なかなかいい値段のルールブックが幾つもあるのを見かけて、
どれから手を出せばいいんだろうと思っていたので、とっかかりになればなーと思って持って購入しました。


主人公格のリューマは別に驚くような設定じゃないです。女の子である事を除けば。
ノトスも、そのたゆんなおっぱいやブレス吐く辺りも、まぁ、驚くことじゃない。
スリンガーさんも、私好みな肉体(からだ)の傷や眼帯がラブリーだが、まだ、慌てるような時間じゃない。
だが……
ミスタ・ガンボルトは…ッ!!


こんな種族いるのか、D&D(笑)ッ!!!!!


ぶっちゃけ、表紙を見て興味が沸き、カラーイラストのガンボルトを見て、
「ああ、随分と重装甲な戦士がいるんだなー」
と思って、ぱらぱらめくって、キャラクター紹介を読んだら……


ウォーフォージド。ロボ種族。
魔法で作られた人造兵士。戦争が終わった後に人権を与えられて、戦い以外の生活をしたり、変わらず兵士を続けてたりするんです。


……エクセレンツッ! あんた、中の人いなかったのね(笑)!!!
ソードワールドではドワーフを選び、シャドウランでオークを選択するような私としては、実にツボに入った種族です。
この一点だけでも、D&Dのルールブックを手にとってみたくなりました(笑)。
キャラクターの紹介の辺りでも、決してその職業に有利な種族や特徴を選んでいるわけでなくて、
本人がやりたいロールプレイを優先した選択になっている辺りが、好感が持てます。
まぁ、その際生まれた不得手な部分を補うプレイが要求されますけどねー(笑)。
けど、それができる経験を持ち合わせているのなら、ロマン優先が楽しいですよね、TRPGって。


お話としては、父の汚名をそそぐため、リューマが過去の事件を洗っていく中、
それに関わる勢力や、真実を明らかにしたくない輩と戦っていくような感じで進みます。
ストーリーが始まったばかりなので、今後の展開に期待したいと思ってます。
2巻が楽しみです