シナリオ名:サイキックラバー 3話
作者:キバルトさん
少しづつ自身の能力に目覚めていく、神通力君を主役にすえたとても学園物っぽいお話です。
彼の力がオーソドックスな超能力なので、実にわかりやすく、
なおかつ鷹の姿で彼をサポートしてくれるフェイティア・ヒュプノスという、
外部教導装置(笑)がついているので、設定面でフォローを入れてくれるのが実にいいなーと。
シナリオ作者の目で言わせてもらうと、ああ、とても便利だなと思ってしまいました(笑)。


お話しは3話目。
謎の集団黄泉の襲撃を受けた神通君は、学園生徒会と騎士団に助けを求めますが、
両方に手が回らないから駄目だと突っぱねられてしまい(ああ、なんて役に立たないんだ)、
途方に暮れている所で、新たなる黄泉の刺客が、意外な人の姿を借りて…現れる!
まぁ、新たなる敵の刺客については、実際にプレイしていただければわかるかと(笑)。


戦闘難易度は厳しくはないので、ちゃんと相手の射程や武装チェックしておけば、
勝利条件を満たせるようになっています。援軍も来ますからね(笑)。
エピローグで登場した私のキャラ。あれは…なんか、久々に見たら、
アイコンがリファインされていてびっくりしましたね。
お話の感じだと、これは…こうなるのかなーという読みはあるんですが、
それは黙っておいて、4話の展開に期待したいと思います。


ところで、私がSRCを始めたころは、
黒い画面に「溜まり場」とか「司令室」とか書くだけで場所の表示がされていて、
それが、背景画像に代わり、その背景画像の上であるとか下に場所が表示されるようになりました。
恐らく、いまはそれが主流なのではないでしょうか。
私もそれどまりだったのですが、サイキックラバーのドラマパートは違います。
なんていうか、時間の経過を表すまばたきのような効果や、
右から左へつーっと視点移動したりと、多彩で見ていて状況がわかりやすく、
ドラマパートの臨場感が実にいいです。

小説だったら、「力は肩を落とし、ふと校舎の外を眺めた」
というような描写がつく場面が、前述のような視点移動で、あっさり解決します。
…ど、どうやってるんだろう(笑)。想像はつくけど、大変そうだ。
思いつきはするけれど、こういう演出をされたキバルトさんの克己に最大限の敬意をはらいつつ。


最後に一点だけ。面倒だと思うし、自分でやっててすごく面倒なので、
人にやって欲しいとはいい辛いんですが……。
次回出撃メンバーが分かるとありがたいなーと。
現状、神通力君は必ず出撃するだろうとは思うのですが、
人数が増えるごとに、他のメンバーが出撃するかどうかわからないので、
他の人たちにアイテムを買ってあげたり、
改造してあげるのがやりにくいというか。
面倒な作業なので、メリットを言いますと、
アイテムを使っているプレイヤーに限りますけど、
次回出撃メンバーが事前に判明していれば、そのキャラクターにちゃんとアイテムを買って、
装備させてあげるようになるんではないでしょうか?
それでも準備しないでゲームオーバーになるのは、もはやプレイヤーの怠慢ですからね(笑)。
なんか、SHOPが使われているかどうか、危惧されておられたようですし、
よろしければ、ご一考いただければありがたいかと思います。


次の更新はきっと早くなると信じています、とちょっとプレッシャーをかけ(笑)、
筆を置かせていただきます。