灼眼のシャナS (電撃文庫)

灼眼のシャナS (電撃文庫)

あの街という選択肢を狭めた部分がないので、
いつもより世界の広さを感じられる短編がありました。


マイルストーンマージョリー姉さんの裸体を拝めたことが一番の収穫ってわけではなく、
新しい側面が見られて楽しかったです。マルコシアスとの会話がいいんですが、
マルコのあの面白いセンスの会話が、真似できないなーと読みつつ思ってました。


セレモニーはシャナが出てくるいつもの街の短編です。


キープセイク……この短編の為に、
まあ、この本で一番短いストーリーなのですが、
この為に買ったと言ってもいいお話です。
九垓天秤の性格や立ち位置が、X巻よりさらに深く理解できて、
非常に参考になり、面白かったです。