シナリオ名 :魔神王の娘 (11話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/



今回は、吉田さんに始まり、吉田さんに終わったような。
浜辺で賭けるシーンが(笑)。
いい思いでのようであり、なんかそうでもないようであり。
このシーンが、後々のイベントにいい影響を与えているといいますか。


そういえば、みなが集まっていくシーンで、リズがいたのに戦闘では来てなかったので、
きっと姫長たちと見学していたのでしょう(笑)。


戦闘も吉田さん無双で始まり、無双で終わりました。
というか、こういう発想はなかったので、とても綺麗にはまったと思いました。
まさか、寄りが戻るとは(笑)。


光村の方向性が変わって、良い人間になったというよりは、
吉田さんの想いに精神の邪な部分が照らしだされて、
吹っ飛ばされたというような感じを受けました。
なんというかまあ、男は女の子に敵わないものです(笑)。


エピローグで、彼の処遇が決まっていましたが、
なかなかいい感じでこの辺りはやはり巧みだと感じました。


間章


このリドリーでさえ避けていた表現がバンバン登場して、
いい意味で度肝を抜かれました。
思い切るべきだったのかと、後悔に苛まれる部分があったりなかったり。
影を色濃くすることで、光がまた強く輝くという意味もあり、
なかなか興味深く拝見しました。



新しい展開の前に、これまでの総評というか、
全体的な評価を私の視点でしてみたいと思います。


元々、テキストの会話のレベルは私を軽く凌駕されているので、
まったく問題はなかったのですが、
私同様シナリオ1話1話がボリュームがあるという部分がありました。
ただ、これも、前述したテキストの上手さでカバーされていると思うので、
今回、間章に分けたように、次へ送れる会話を次のお話にということで、
解消できるのではないかと思います。


学園シナリオで、キャラクターが大勢登場して、きちんとお話が成立する、
もっと言えば、個々のキャラクターに引っ張られて散漫とせず、
そのお話お話で、やるべき事が決められていて、それを完遂している辺りは驚いています。


SRC的というか戦闘の部分は、私も上手くアドバイスできないのですが、
様々な勝利条件を意図して使ってみるのもいいかもしれません。例えば、脱出とか。
あと、なんらかの罠で、同じステージで合流できない区画に分けられるような。
そういうバリエーションを交えていくと、変化があって面白いように思います。
……まあ、私ができてるかというと、できてないんですけどね(笑)。


まあ、なんというか、続きも楽しみにしています、ということです(笑)。