波打際のむろみさん(1) (講談社コミックス)

波打際のむろみさん(1) (講談社コミックス)



波打際のむろみさん(2) (講談社コミックス)

波打際のむろみさん(2) (講談社コミックス)


評価 8/10



ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!?
「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」
‥‥こいつ、博多弁話すしー!
なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪

by アマゾンの紹介文より


短期集中読み切りのシリーズが、連載になったもののようです。
1巻の最初の数本は、読み切り時代のもので、解説が多少あって、
むろみさんの変化について説明があります。


いい意味で、かなり緩い世界観です。
むろみさんが出歩いていても問題無く、彼女がまんま人魚スタイルでコンビニで買い物しても、
特に狙われたり、トラブルがあったりすることもないです。
水中で使える携帯持ってるし(笑)。


彼女のような人魚の他、一見人魚のようだけど、龍に変身出来るリヴァイアさんや、
イエティや、河童、ツチノコハーピーなどなど神話上の生物が数多く出てきます。
それぞれ、ゆったり暮らしているので、そういう伝説上の生物が好きな私は、
なんて素晴らしい世界なんだとまったり読んでいます。


おやっさんと呼ばれる50代の漁師が、むろみさんにかかると、ゴンちゃん呼ばわりなので、
作中のいくつかの話を総合すると数百年単位〜千年くらいは生きていそうなのですが、
いい意味で神秘的ではないので(笑)、自然と相手にする仕事の人とは、
まるで家族のように接しているのが見ていてとてもほほえましいですね。


しかし、淡路さんは腹筋くっきりなのに、
リヴァイアさんは、カラーイラストとか解説コーナー以外は、そうでもないのは何故なんでしょう。
腹筋って、なんかコードに引っかかるんですかね(ヽ゚'ω゚)。