史上最強の弟子ケンイチ 39 (少年サンデーコミックス)

史上最強の弟子ケンイチ 39 (少年サンデーコミックス)


評価 8/10


今回は赤羽刀を巡る戦いで、逆鬼師匠としぐれさんがケンイチを連れて、
闇の武器組の達人達と戦います。


紀伊陽炎が味方につく展開や、
彼がしぐれさんの父親の残した逸品を手に入れた下りも大好きなんですが、
闇の武器組についてちょっと触れたいと思います。


今の所、梁山泊の達人を唸らせるような猛者って、
さきほどの陽炎と長老が戦ったサングラスの小太刀使いくらいですよね。
先に行くと蛮刀使いなど出てくるのですが、実の所それほど強くはなく(笑)。
かつて、イーサンが逃げに徹して、
その魔の手から逃れたシタール使いが強そうだと思いましたけど、
恐らくは外国の武器組だろうと思うので、日本には来そうもありません。
現在進行形の話ですと、三本槍という人達も、
逆鬼師匠が戦った相手以外は、師匠達が圧勝してしまっています。


梁山泊=一影九拳>闇の武器組っていう感じのパワーバランスなんですかね(笑)。
それとも、一影九拳に匹敵する、武器組の特A級達人集団がいるんでしょうか。
なんか、毎回出てくる度に、あっさりと負けて(まあ、梁山泊の師匠と戦闘になるほど戦えるだけで凄いんですが)しまって、
そろそろ、闇の武器組でも陽炎意外にも、2週以上師匠達と戦える達人が出てきてくれると、
ちょっと嬉しいのですが(笑)。


今回、裏社会科見学でケンイチが手に入れたのは、
逆鬼師匠が実戦で使っていた、対武器用の技である白羽流し。
あれを体得できたことは、かなり大きいでしょうね。


孤塁抜きと、白羽流し。
弟子クラスでいえば、ケンイチの実力はかなり上位に達しているんじゃないでしょうか。
それでも、美羽にはあしらわれていますが。
残る闇の弟子は、千影、コーキン、鍛冶摩の三人ですが、
恐らくこのまま行くと千影とはケンイチは戦わないでしょうから、
コーキンと鍛冶摩との戦いだとしても、コーキン戦はストレートに勝てそうな気がします。
鍛冶摩は、どうも得体の知れないというか、妙に堂々とした武人オーラが漂っているので、
一戦したとしたら初戦は負けてしまうんじゃないでしょうかね。
というか、武術的に下位の相手には傲慢な態度を取ったコーキンが、
鍛冶摩に対しては敬意を払っていたことがずっと気になっています。
コーキンが自分より鍛冶摩が強いと思っているか、敗北したことがあるのか、
負けてはいないけど、戦いを垣間見たことがあって、「これは強いな」と肌で感じたとか、
理由はともかく鍛冶摩を武術的に同格もしくは、上位者であると認めているわけです。
あのプライドの高いコーキンが(笑)。
本誌では、コーキンとケンイチの戦いが始まりましたが、
鍛冶摩との戦いも実に楽しみです。


しかし、いまさらながら、しぐれさん本当におっぱいでかいな(*´д`*)ハァハァ。
堪らないですな(笑)。