シナリオ名 :凶風のスカイファング (〜4話まで)
製作者   :ハシモトさん(id:Hasimoto)
HP    :赤豚@SRC http://f55.aaa.livedoor.jp/~akaibuta/index.html




完結されたという事なので、早速プレイさせて頂くことにしました。
オリロボは久しぶりです。


得体のしれない勢力(カオスティア)に地球が襲撃され、
人類は一丸となったけれども敗北してしまったという、
かなり絶望的な世界観です。
この辺り、端的な文章と簡潔な演出で、分かりやすく表現されているので、
どうなるのか気になる上手い作りになってるなと思いました。


第一話
主人公ツバサが、生身で戦うシーンから始まります。
まさか生身の戦闘があるとは!?
せめて、ロボットに乗ると思ってたので、いい意味で意表を衝かれました。
初期配置の敵を倒したと思ったら、さっきまでの敵より強そうな連中が大挙して登場。
どうしよう?というところで、謎の女の子がロボットに乗せてくれます。
もの凄いリアル系ロボットの臭いがしてたのに、
ダンバインとかそういうファンタジーロボットぽくなってきました。

ちょっと特殊な戦闘は、さっきまでの生身戦闘で馴れたので、今回はスムーズに。
謎の女の子、シルフィーさんの話だと、ツバサは適格者だけど妙に危うい様子。
生き残りの味方と合流しようという所で、一話は終了。



第二話
多分、カオスティア幹部っぽい人達が登場。
ああ、やっぱり知性体が存在しているんだな。
ツバサが友軍と合流し、部隊指揮官のロリな艦長の麾下に入ることになりました。
この辺りはツバサが、軍属だったって言うことですごいスムーズに行ってます。
民間人がパイロットになると、多分揉めて、ブライトさんに殴られるターンだと思います。
あと、シルフィーさんが素敵です。


第三話
なんと、こんなアイコンがあるとは思いませんでした(笑)。
グッジョヴ、次はおっぱいの大きい人でお願いします。
恐らく、後々でキーワードになるであろう、カオスティアの人達がやってくる穴の話や、
それをシルフィーさんが塞いだりする辺りなど、順調に設定を積み重ねていってる事が伝わってきま す。
しかし、薄々思ってたんですが、最初の暗い雰囲気が三話で吹き飛びました(笑)。
いい意味で。ちょっと、出だして「これは重い設定のオリロボだ」と覚悟してプレイしてたんですが 、
こういう楽しいシーンが結構あって安心しました。
それから、風呂に拘り続けるシルフィーさんが、素敵です。


第四話
シルフィーさんが水浴びをご所望の様子。
名前から風の精霊とかそういう存在なのかなと思ってたので、
このきれい好きっぷりは嗜好なんだろうかと思ってます。
しかし、この船のクルーがみんな緩いですね。いい意味で(笑)。
戦闘は、インターミッションのヒントに従ったので、けっこうスムーズに逃げられました。
今回は、防空領域大活躍と言いますか。


ところで、仁井斗君は「にいと」と読むのでしょうか(笑)。
顔を赤くしているシルフィーさんが可愛くて、生きているのが辛いです(笑)。



独自の戦闘システムが最初、ちょっと戸惑うかもしれませんが、2話くらいにはもう馴れました。
馴れてくると、色々やってみようという気になるので、意欲を沸かせる良い戦闘システムだと思います。
すいすい動けるのが爽快ですからね。
豊富なインターミッションコマンドも、色々と参考になります。
レベルコンバーターは、学ばせて貰いたいです。私のシナリオでも、フリーバトルでかなりのレベル になってしまった方がいるようなので(笑)。


テンポ良い会話、導入部分の説明の簡潔さや、
その後の状況設定を小出しにしていく手法など、
オリロボを始める方のお手本になる部分が多いのではないでしょうか。
更新履歴をみたら、2007年からずっと続けてらっしゃったんですね。
3年あまりかけて完結させると、感慨もひとしおでしょうからね。
続きもゆっくりプレイさせて頂きます。