シナリオ名 :魔神王の娘 (20話)
製作者   :philoさん
HP    :伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/


テクが島に戻った麻生総代にぶつかりつつも、その事に気づかずに去るクレーメ。
これは、古典的王道のパンを食べながら走って、
ぶつかった相手と教室であう演出の応用とみました。
きっと、後でもう一回会うかなと。
こういうプレイヤーに分かりやすい予測させてあげるような演出は、
私は結構好きです。


樹と河内のパイロットアイコンが同じ事を逆手に取った、
上手いやり方だなぁと(笑)。
これ、背格好も同じだったら、
変装させておびき寄せる罠に使えるなーと思いました。


島に戻った麻生総代の帰還を祝うために、
姫士組からメンバーを募って送ることになりました。
あまり下手に出てもいけない、かといって失礼になってもいけないと
なかなか人選に苦労することになりましたが。


ここで場面が変わって、騎士団棟に戻った麻生総代の下に、
城島名誉騎士と、鉄血師団団長、鋼城鉄郎がやってきます。
険悪な中、やりとりが続いている所で、銃声が響くとモンスターが出現。
取りあえず、協力して叩くことに。
モンスターが銃声で呼び寄せられたんじゃなくて、
銃になにか力があるのかな。と思いつつ、戦闘に突入。


戦闘は基本的に味方が多様な能力を持っていて、
増援もどんどん来るので、それほど苦戦はしません。
後から来るモンスターは、
気力を+10くらいずつさせてあげても良かったかもしれません。


そうそう。途中でやってきたクレーメは、
やっぱりきちっと、伏線を拾っていってくれました(笑)。


戦闘後は、各勢力毎に状況の整理が続きます。
最初に登場した河内を筆頭に、
古い騎士といっても大学生高学年か、大学院生ですが、
彼らは何も変わらないことを望んでいるようです。
ある意味、一件平和主義に聞こえるかもしれませんが、完全な現状維持は、
つまるところいま困っている人も、苦しんでる人も放って置いて、
表だけの混乱のない今を止めておくってだけなので、
ある意味城島名誉騎士より質が悪いです(笑)。
この人達をどう扱っていくのか、なかなか難しい所でしょうね。


ちょっと、分けようもないのですが、
今回エピローグで各陣営が話をしているので、
情報量がちょっと多かったかもしれませんね。
私は問題ないのですが、
回せたら次回冒頭に持ってきてもよかったかもしれないですね。
私だったら、麻生・城島パートは次回の冒頭に廻して、
現状の把握と、城島派はボードゲームでいう、強制休みカードを引いたって事を、
プレイヤーに分からせてあげればいいわけで。
まあ、次のお話の構成次第なんです(笑)。


そういえば、黒崎生徒会も出てきましたね。
私は、黒崎生徒会には敢えて手を出しませんでした。
3年2組で、片が付いたかなーという感じがあったのと、
そこまで手が回らないかなと思ったので。
その辺りをどうまとめていくのか、楽しみになってきました(笑)。