評価 8/10



盛りだくさんでした(笑)。
輝火と童虎が命のせめぎ合いと、童虎の懐深さに、
輝火の憎悪の黒い炎の色が変わり、そしてアローンと弟への原初の誓いのままに蘇ることを誓う……。
これが一輝なら、普通に蘇ってきそうですが、なんか輝火はここで終わりな感じが。
でも、このエピソードは実に美しく、いい余韻を残してくれたのですが……。
その直後のパンドラ様がエロゐ衣装で登場して、出オチっぷりで笑わせてくれました(笑)。
なんというか、台無しです、コンチクショウ(いい意味で)。


忠臣バレンタインも屠ってしまう(ラダマンティスがやりましたけど)、快進撃を続け、
サーシャ、テンマ、レグルスの三人との対峙も、パンドラキック炸裂とかで、
こんなキャラ濃くなかっただろうって感じで最高でした。
ですが、パンドラ様の快進撃もそこまでで、杳馬登場と、
テンマの母親パルティータ(ちょう若い(*´д`*)ハァハァ)のせいで、
もうめちゃくちゃに(笑)。アップダウンが激しくて、引っ張り回されるような21巻でした。


しかし、パルティータ若すぎる(笑)。
あんな若いお母さんが、ハイレグの冥衣で踏みつけてくれるとか、
ご褒美以外の何物でもない……。テンマ、変な性癖に目覚めないように気をつけるんだ(笑)。


ところで、そろそろ全裸のアスプロスが、空間を破りながら杳馬に殴りつけるシーンが来るんじゃないかと、
愉しみにしているんですが、まだですかね……。