神宿りのナギ (2) (角川コミックス・エース 112-9)

神宿りのナギ (2) (角川コミックス・エース 112-9)


評価 5/10




もうでないと思ってたので嬉しいのですが、いいおっぱいが死にすぎてゲンナリしてます(笑)。
帯を見ると来月、3巻が出て完結。完結ッ!?
カミヤドリと同じ位の巻数でるかと思ってたので、残念です。
ホラーを書いているようなんですが、そっちの方が忙しくなっちゃったんですかね。
この、猥雑な感じの町並みが結構好きだったんですが。


それはともかく、カミヤドリとの接点がまた一つ増えましたね。
新しい登場人物のナギの過去が明らかになりました。
カミヤドリ後半に出てきた、巫女アンジェロの息子という。
なるほど、それで天使の息子か。
母なる園とか、新しいキーワードが出てきたり、やっぱりカミヤドリは昔は人間と共存してた、
などなど色々と想像する余地が産まれて楽しいのですが、次でまとまるのか不安です(笑)。


「右腕」殺しの犯人は、なんとなく誰かは想像つくんですけど、
理由が分からないというか。いや、理由も、なんとなく察しは付くんですけど、
私にとって、それだけで「右腕」の人達を殺すのは、弱いように感じるんですよね。
作中で、嫌な奴ポジションで出てきた、レドナも自分が追い詰められた土壇場で、
ナギを心配するような言葉を発しているので。
私の想像通りだと、本当、救われないなぁーと。


誰が敵やら味方やら(笑)。
取りあえず、現時点ではっきりしている事は、「右腕」殺しの犯人は、
「大物殺し」(ジャイアントキラー)と呼ばれていますが、
射撃の歳にルナ・アイが出ているので、確実に感染者だってことですか。
うわ、大した事が分かってない(笑)。


評価悪くない割に、点数低い事がおかしいかもしれませんが、
減点の理由は、レイジー姐さん、キスミたん、ダリアたんがお亡くなりになったこと。
あと、これは仕方ないかと思うのですが、刊行が送れたことが理由になります。


次巻で完結するようですが、テスタロトの時もそう感じたのですが、
恐らくはこの路線が三部先生好きなんじゃないかと思うんですよ。
でも、どうやらホラーの方が受けてるっぽいので、そっちにいっちゃうのかなぁ。
そうだとしたら、ちょっと残念です。
なんだろう、菜々子さんっぽい感じで、スラム街の警察の話みたいなのをかけば、
あんまり重い雰囲気にならないで、受けるんじゃないかと思うんですが(笑)。