■

とある魔術の禁書目録(インデックス) (22) (電撃文庫)

評価　８／１０

今回、長きに渡った十字教との戦いにも決着がつきました。
フィアンマの他者を信頼しない上で成り立つ救世論と、
上条さんのみんなを信じる救世論のぶつかり合いが実に熱かったです。
しかし、右腕を切り落とされた彼に語りかけた……いや、干渉した存在は誰だったのでしょうか。

そうそう、視点が三つあったので他の人達の事も話すと、
浜面はこんな男前になるとは思わなかったです。まさか、説得してしまうとは(笑)。
ある意味、上条さんを越える決断をしました。すげぇ(笑)。
最初出てきた時は、名前が付いてるザコＡだったのに。
そして、一通さんはマジ天使に。
御坂シスターズに後援され、ラストオーダーと、ミワカワーストが一緒に居るとか、
なんというハーレム。まあ、一通さんだから仕方ないですか(笑)。
あと、担架に運ばれていくシーンは、きっと羽が生えるかと思ったらそんな事はなかったようで残念。

私的に２２巻で一番気になったのは、長年引きこもっていたアレイスターが表に顔を出したと言う事です。
実際はそこに居るけど居ないような状態のようでしたが(笑)。
フィアンマが垣間見た、上条さんに干渉した存在。実際、フィアンマは視覚的に見てはいないのですが、
その存在を感じ取ったことだけでもやばいらしくて、フィアンマは────。
ここは読んでみて下さい(笑)。

ラスボスはエイワスかアレイスターになるのでしょうが、
ようやく学園都市の深部に迫る最終章に入ることになりそうです。
でも、これ……３０巻くらいで終わるのかなぁ(笑)。いま、２２巻なんだけど。
ま、先生に勢いがあるので、続きを楽しみにさせていただきます。