http://www.warnervideo.com/supermanbatmandvd/



日本では売ってないので、米国に出張してる知人に買って送ってもらいました。
私が英語まったくできない(なんとなくニュアンスで見てる)ので、
細かい部分はともかく、大雑把な話の流れや、用語については注釈を送ってもらいましたが……。
あらすじの部分に、
「スープ(スーパーマン)とバッツ(バットマン)の無双&愛の逃避行」
とだけ書かれてました。


……( ´・ω・`)……え!? いやいやいや、もっとちゃんとかけよ、このバカ!
と思いながら見てましたけど、ごめん、おっしゃる通りでした(笑)。


簡単なあらすじを書くと、スーパーマンの宿敵の一人であるレックス・ルーサー
恐らく、映画でも出てきているので、日本でもなじみ深い悪役だと思います。
あれです、ハゲ(笑)。
彼が大統領に立候補して、受かってしまうという一大事件から始まります。
最初、OPでは彼の選挙活動が写されてるのですが、嘲笑されたりしてるわけです。
悪い事をしてきてますからね。金持ちですけれども。
でも、受かってしまう。どうやら、裏で細木が動いていたようですが(笑)。
スーパーマン的に考えれば、ふざけんなという事なんですが、
ルーサーを法律的に取り締まることはできず、キャプテン・アトム以下ヒーロー達も、
「彼は(ルーサー)大統領だから、手を出してはいけない」と釘を刺されてしまいます。
ここでルーサーは巧妙で、スーパーマンを社会的に抹殺する手に出ます。
彼を呼び出して、護衛のロボット(外見は人間)と戦わせるわけです。
きっちり、映像を録って。
もちろん、不利なシーンはカットして、あくまで普通の人間をスーパーマンが殺害し、
大統領であるルーサーをも殺そうとした、というストーリーに見えるよう編集します。
そして、ヒーローチームを動かし、スーパーマンの抹殺を考えます。


事態の打開を図るために逃げるスーパーマン
けれど、そんな彼に手を差し伸べる男が一人。言うまでも無く、バットマンです。
ルーサーが用意したクリプトン鉱石が刺さって、死にそうなスーパーマンから、
それを摘出するシーンがエロゐです。
追っ手が迫っているので、逃げろと言うスーパーマンに、
バットマンは心配するなと、短く言ってクリプトンを摘出。
バットマンの友への信頼と、助けに来てくれた彼の安全を気にかけるスーパーマン
この辺りの互いの信頼感の高さがかもしだす、雰囲気が、もう、堪らないですね。
もう結婚しちゃいないよ(笑)!!!
最初、表紙を見たとき、ちょっとスーパーマンの表情が、険しすぎるなーと、
もうちょっと優しい方が好みなのにと思ってましたけど、全篇、厳しい展開なので、
こっちの方があっている気がします。


以後は、もう、なんというか、戦略的には負けています(社会的に大統領暗殺未遂犯)ですが、
戦術的には(追っ手との戦いはほぼ無双)勝利しているため、それを積み重ねて、
逆転のチャンスを狙いつつ、隙を突いてルーサーに勝ちます。


ラスト、巨大ロボットに乗ったバットマンが、地球に迫る巨大隕石に特攻するんですが、
それでバットマンが死んでしまったと思ったスーパーマンが、アーマーを着用したルーサーを、
すごい痛みを伴った表情で、殴り続けるシーンがもう泣けました。
虚空に迫る隕石が爆発して、緑色の残光を地球に投げ抱えたシーンのスーパーマンの哀しそうな顔といったら。
その直後、パワーガールが、「トイメン(ロボットの持ち主)が生きてるかもって!」
みたいに話しかけて、脱出ポッドに乗っているバットマンを見つけた瞬間の、
スーパーマンの嬉しそうな表情が堪らないですね。
この話で、初めて笑ってくれたというか。萌えます……(*´д`*)ハァハァ。


取りあえずあれです。この二人が組んだら、並大抵の敵と陰謀では話にならないですね。
堪能しました。是非、日本語吹き替えでも見てみたいです。
発売してくれないかなぁ……(´ω`)。