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評価 8/10

フレイヤの祖父、眠れる達人である弾祁先生編も終わり、
米軍基地編へ進み、なるべく連載は読まないでコミックスでまとめて読もう派の私が、
我慢仕切れずに読んでしまった、アーガードvsアパチャイの戦いへとなだれ込んでいきます。
す、すげー気になります……(ヽ゚'ω゚)。でも、次の巻でるの三ヶ月後くらいなんだろうなぁ(笑)。


今回はそれは置いておいて、初めて達人と真っ向勝負をしたケンイチが、
長老始めとした師匠達に怒られて、数日間の謹慎を命じられる話について語って行きたいと思います。
読んでいる時、感じていたんです。
達人級の怖さって、ケンイチは味わっているのに、
蛮刀使いに向かって行ったわけじゃないですか。私は、あれを読んでいて感動したんですよね。
あの、弱虫だった少年がこんなに強くなった、って。
でも、同時に、この無鉄砲さは危ういなとも。
その辺りを今回師匠達に怒られたわけですが、闘忠丸としぐれのいきなはからいで、
天井裏から師匠達の本音を聞く機会を得たケンイチ。
そこには、ケンイチを心配しつつも、その勇気と覚悟を喜ぶ師匠達の姿が。


ケンイチが命を張って戦った事は評価に値するけれど、
ここでその事を褒めては増長して、まさしく命取りになりかねない。
だから、体を休める意味も含めて(達人の一撃は必殺であるので)の謹慎を与えたってことなわけです。
この下りよんでて、もー、またケンイチシリーズが好きになりましたね。
こういう師弟関係が大好きなんで。ただ、だからこそ、この後の米軍編で、
アパチャイがああなったときの衝撃が、でかかったわけですが。
ううう、続きが速く読みたいでござる。