史上最強の弟子ケンイチ 43 (少年サンデーコミックス)

史上最強の弟子ケンイチ 43 (少年サンデーコミックス)




10/10




なんかもう、泣いた。アパチャイ死亡フラグ立てすぎ(笑)。
そして、死亡過ぎ(笑)。でも、助かってよかった。
あれなんです。
私は基本的にサンデーを立ち読みしないで、単行本派なんです。
でも、友人に話を聞いて、本屋で読んでやばかった。
子供の頃、もう、誰だったか覚えてないんですが、
戦隊モノのヒーローが負けそうになった話があって、
それを見て泣きながら応援していたっていう話を、
何度も両親から聞かされていたんですが、その状況でした(笑)。
いいおっさんが立ち読みして泣いてたら不気味なので、
購入して家で読んでボロボロと(笑)。


ちょっと、コーキンの話を。
ぶっちゃけるとこのシリーズに入るまで、YOMIのメンバーの中ではコーキンだけが嫌いでした。
ジェイハンは一番手で傲慢なタイプでしたが、王の孤独のようなものが好きでしたし、
イーサン、ボリス、レイチェルは言うまでも無く好み。翔もデスパー島の戦いで好きになりました。
鍛冶摩は、その落ち着いた物腰が好きで、千影は嫌いではありませんでした。
ただ、アーガードが倒れたとき、熱くなるコーキンの姿や、
ケンイチが不利な手を選んだ時に、嫌いじゃないと語る辺り、
妙に好感が持てるようになりました。
この辺り、松江名先生が狙ってやってるんだとしたら(最初悪い印象でそれを後で覆す)、
もう、敵わないなぁと言うしかないです(笑)。
ちなみに、蛇足ですが、私は鍛冶摩は妙手なんじゃないかと思っています。


アパチャイが助かって残念とか緊張感が無くなったという人もいますが、
そんな細けぇこたぁどうでもいいんだよ、と(笑)。
熱力学第二法則なんて、クソくらえなんですよ(笑)。


なんか、この一連のストーリーを読めただけで、
長い年月ケンイチに付き合ってきた甲斐があったと思っています。