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今回は、非常に感慨深い戦いが繰り広げられました。
深町晶vs巻島顎人。絶対にいつかその考え方の違いから、直接対決に至るだろうと思って、
もしかするとそれがガイバー最後の戦いになるかもと、当時は予想していました。
当時、10年以上前に予想していた時は、もっと悲惨な結末になるかと思ったのですが……。
なにやら、あのギラギラしていた巻島が野心を失ったかのような、
何かに絶望して諦めてしまったかのような感じなので、
XDの超存在感を見せることで、平和的な決着を遂げました。
10年前だと、晶vs巻島で、巻島が三神将辺りに横槍を入れられ、
ギュオーにリムーバーでガイバーをはぎ取られ、ラストは志津に車椅子を押されて、
植物人間になった巻島が世話をされているエンドを予想していましたが、まさか志津が獣化兵になるとは思いもせず(笑)。


28巻を読んで、現時点で気になった事と、嬉しかった事を箇条書きにしてみると、
ヴァルキュリアがギュオーの誘いに何故乗ったのか。
・アプトムがまたロストナンバーズっぽい相手にトキメry
・巻島と志津が与平の墓参りしているシーンで、ちょっと感動しました。
・シンの広域バリアーすげえ。


ヴァルキュリアの目的が分かってないので、ギュオーがどんな材料で取引したのか気になります。
明らかにギュオーは、自分に力を与えたクルメグニク達を出し抜くつもりでいますし(笑)。
ヴァルキュリアが、ガイバー4ではなくて、ガイバー2Fと名乗っているのは、
リスカーに何らかの関わりがある人物だと思われますからね。


シンって、魅奈神山に十二神将が集結した際に、
マイクロ・ブラック・ホールの重力異常を、誰よりも先に感知しました。
その頃から、強いんだろうなーと思ってましたが、カブラールのミサイルを一斉撃墜したビームといい、
ギガスマッシャーを止めた広域バリアーといい、恐らくは遠距離型なんだと思いますが、
神将の中でもTOPクラスなんじゃないでしょうか。
分かり安くいいましょう。カブラールのミサイルは、広範囲にばらまかれました。
幾つか取り逃がしてしまいましたが、一気にロックオンして、一撃で全部粉砕しています。
さらに、今回の広域バリアー。
かつて、アルカンフェルですら、「くっ」とか言ってたガイバーのスマッシャーです。
しかも、今回はギガンティックが放ったものなので、通常の神将が張るバリアーでも、
防ぎきれるかどうか怪しい所です。
それを、あの巨大なクラウド・ゲートを覆う形で、バリアーを張って、
なおかつ防ぎきっています(晶が途中で助けてくれましたが、瞬殺されててもおかしくないです)。
防衛戦と、燃料切ればかり印象に残ってしまって、
情けないような印象をお持ちの方がいらっしゃるとは思いますが、私は惚れ直しました(笑)。


次の29巻は、年内は無理でしょうから(笑)、続きはまったりと待たせて頂きます。
もう、最後までついていく覚悟はできているので、ご安心下さい(笑)。