シナリオ名 :「魔神王の娘 」(33話)
製作者   :philoさん
HP: 伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/



城島敦史との戦いも大詰め。
アンダーカヴァーズからの秘策をもって、殺到する麻生ハイネ達を迎え打ちます。
双方の思想の応酬が繰り広げられますが、
状況が悪いせいか、城島側にキレがありません。
そして、アンダーカヴァーズの秘策が炸裂しますが、
クレーメとフィリエラの機転で策は破られ、真正面からの戦いに。


戦闘は敵の数が多いのと、援護持ちがいて、その辺りが苦労しました。
ボス三人も援護持ちのザコに囲まれているので、
その辺りをどう切り崩すかで難易度が変わってきます。
ただ、こちらも人数が多いので、手数と攻撃手段の豊富さでは上回っているので、
その辺りで押して、なんとかクリアしました。


一瞬の隙をついて逃げ出した城島敦史を、
アンダーカヴァーズに率いられたひょーちゃんが討ち果たします。
アンダーカヴァーズの目論見は、非常にいかがわしい感じなんですが、
ひょーちゃんは復讐を果たして、根無し草っぽくなってしまっています。
みなと合流した時も、ぶっきらぼうというよりは、
どうでもいい感じでした。
ただ、そこでみなの言葉が彼を動かし、
さらにクレーメの言葉が、ひょーちゃんをつなぎ止めたように思えました。
これは、どこかで見ている張間さんが、
見知らぬ後輩への援護であったような気もします。
ややもすれば、明日にも死んでそうな雰囲気だったひょーちゃんも、
なんとか持ち直して、希望の芽が残りました。


騎士団元老、鉄血師団、監獄の最下層にいる人物などなど。
ハイネ達が祝勝会を抜け出して会合を持たねばならぬほど、
今回の戦いは、それ自体よりもその影響が問題でした。
鉄血師団は、闇の濃さから言えばそれほど問題ではないかもしれませんが、
表面的な影響力は非常に大であるといえますでしょうし、
他者二つは闇の濃さが尋常ではありません。特に、監獄の人とか。


小石を湖に投じても、小さな波紋しかできないかもしれません。
ただ、今回の波紋は、巨岩を投じた末に出来たものです。
騎士団という枠組みを超えて、SRC島全体に大きな影響を与えるものでしょう。
そして、そこに生きる人々、人だけではなくモンスター達も含めてですが。


クレーメの言葉と耶津加の言葉に、未来と希望を見いだしつつ、
次回の更新も楽しみにさせていただきたいと思います。
恐らく、章変わりなので、Interluldeが来るんじゃないかと思ってますが(笑)。