ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス)


9/10




暇があれば何度も読んでいるので、すっかりすっぽりと感想を忘れてました(笑)。
忌憚無くいって、面白かったです。
私など、名前を聞くだけで嬉しくなるような歴史上の英雄が、
1巻かけて集まってきたわけですが、2巻は豊久達廃城のドリフターズが、
各自の経験を生かした戦いっぷりで勢力を広げていく様が、非常に濃密で堪能しました。
特に信長公の戦術が巧みで、弱兵を率いてあれだけ戦い抜いた、
尾張の武人としての経験が非常に生きています。
本能寺の時点の彼が来たというのは、若かりし頃の信長公が来る事より、
あの状況においては行幸だったのではないでしょうか。
豊久、与一が直接的な武を象徴して、信長公が兵を率いる将として存在するという、
理想的な形があるわけで。


硝石丘のくだりを見る限り、この話は数年単位で、
下手をすれば作中時間10年くらい経過するんじゃないでしょうか。
それか、鉄砲はラスト付近の必殺武器として出てくるかなーと考えています。
ドワーフの名が鉄砲の話で出て来たので、是非とも島津剣術を操る、
ドワーフの斧捌きを見てみたいと思います。豊久と気が会いそうですから(笑)。


オルテ帝国という侵略国家がありますが、
どうやらあれを建国したのは、ヒトラーのようで(笑)。
まあ、それはともかく、サン・ジェルミ伯って、多分、サンジェルマン伯爵ですよね(笑)。
後、大師匠様は安倍晴明かなーと予想しているのですが、3巻が出たときに明らかになるとしても、
1年待つのはなかなかに辛いです。
10点差し上げたいくらいでしたが、その待つ辛さをさっぴかせて頂きました。