シナリオ名 :「清和の御旗 」(6話)
製作者   :philoさん
HP: 伯陽堂 http://homepage2.nifty.com/zhuang-zhou/



騎士団を退団した平戸重子が、
清和会にやってくる事が今回の話の発端となっています。
卓越した事務処理能力を持っているが故に、
騎士団内部でのもめ事の調定を再三再四行って来た彼女は、
若くして燃え尽き症候群っぽい感じになってしまっています(笑)。


その彼女へ新しい道を示す、豪腕卿。
なんとも、存在の大きい漢です(*´д`*)ハァハァ。
豪腕卿の目が確かだったのか、重子が清和会の水に合ったのか、
なじんで行く彼女に、信行達が前回発見した樹海の神秘を見せてあげる事に。
この後、戦闘があるのですが、それは今回おまけのようなものです。
戦闘後、FCSが現れて、モンスター討伐を敢行しようとします。
目的はこの先の洞窟。
つまり、今回信行達が見せようとした巨大なアクアクリスタルも、
その目的に入っているわけで、二戦目があるかと覚悟したのですが、
ここで重子がFCSと交渉を行い、
彼らの洞窟への討伐を阻止することに成功します。
もちろん、幾ばくかの譲歩はありましたが、
重子の精神的復調と、自信回復、
さらには清和会の精神を示したことで、
その譲歩は明日の大きな一歩に繋がったのではないかと、
私は感じました。


一歩譲って、二歩先んじるといいますか。
前回のアクアクリスタルを絡めて、
新しい道を歩き始めた重子の物語として、
よくまとまっていると思いました。