6/10




今回、ロベルト=カッツェもそうですが、フラワーズ伍長など、
基本的に無能だったり駄目だったり、邪悪だったりする禁書の大人の中では、
責任を果たそうとするタイプの人が出てきて、非常に好感触でした。
ただ、今回の形式で物語を薦めるのはちょっと賛成できません。
時間と場所が移り変わっていくのはいいんですが、
数カ所、場所が変わってすぐに魔術師って言われてしまう場所があって、
一体、魔術師多い話なので、どの魔術師なのか分からなくて混乱してしまいました。


それでまあ、上条さんが「そのふざけが幻想を〜」って言ってくれればよかったんですが、
今回はそれがなかったのでちょっとフラストレーションが溜まりました。
まあ、裏を書かれる展開なので、仕方ないのではありますが。