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魔法少女プリティ☆ベル 6 (BLADE COMICS)

９／１０

初代プリティベルと、ナイアルラトホテップとの戦いが、
熾烈を極めたもので、もう、食い入るように何度も読み直してしまいました。
ルラが、本当に愉快犯的なやりかたで、
魔族や天使から力を得る手法が、巧妙で狡猾で、
まともに相手してはいけないのですが、
相手しないとどうにもならない状況に追い込まれてしまったがゆえに、
規模がまるで違う魔族達との戦いも、
一方的にルラが弄ぶ感じになってましたし。
ただ、遊びというか戯れというか、
そういうエッセンスを入れざるを得ないというのが、
彼の弱点であるかと思います。

後々、美雪の姿で出て来た時、
厚志さんがまったく翻弄されずに、
完全に叩き潰そうとしたときは、危うくやられそうになってましたし(笑)。
その辺りを上手くつけば、倒せるんでしょうけど、
それを知っていて楽しんでるようにも見えるので、
本当にタチが悪いなーと思いながら読んでいました。

プリティベルのステッキをルラが複製していましたけど、
あれがどこから来たものか分からない以上、
完全なコピーではないのでしょうが……。
ステッキが一体なんなのか、どこから来たのかが判明するのは、
大分先になりそうですが、解析したであろう、
ルラが色々喋ってくれるのが楽しみです(笑)。