- 作者: ブライアン・マイケル・ベンディス,ハワード・チェイキン,レイニル・ユー,オリビア・コワペル,パスカル・フェリー,ジム・チャン,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2012/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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4/10
刊行が再開されたことはとても嬉しいのですが、
シビル・ウォーの補完話だったので、やっぱりお話的には好きになれません。
キャップの顔が怖すぎます。
キャプテン・アメリカって人は、厳しい顔をしていても、
根底に人間愛であるとか、優しさを感じさせるモノがあるのですが、
今回のイラストの人は、その表情から憎しみしか感じられません。
まるで、キャプテン・アメリカの皮を被った偽物を見ているようです。
絵の好みとしても合わないし、キャラクター的にも名を貶めるものだと感じました。
ひるがえって、ルーク・ケイジの結婚の話の方が面白くて、
そちらの方が楽しく読ませて貰いました。
今回の4点はそこにつけさせてもらいました。
ここからは私の内心の吐露になります。
昨今の仮面ライダーでは当たり前になってしまいましたが、
私はライダー同士が戦う事が嫌いです。
なぜなら、ヒーローは市民を傷つける悪党と戦うのであって、
ヒーロー同士で戦う事は、あってはならないと思うからです。
私は二次元で好きなものが、三次元では大嫌いだったりします。
その一つに正義という言葉があります。
正義を三次元でいう人は信用ならないですし。
でも、だからこそ、空想の世界に足かせはいらないと思います。
ヒーローが悪を倒して、平和を守っていてくれている。
そんな素朴な正義に命をかけてくれる人がいるからこそ、
私のような凡人は、心やすく彼らを尊敬し、
日々を慎ましく生きる事ができるのだから。
シビル・ウォー以外の所を邦訳して欲しいと思っています。
ヒーロー同士の戦いは見たくはありません。
現実で悪人は手の届く所におらず、だからこそ、
空想の世界で悪に鉄槌を下してくれるヒーローは、
みんなに希望を与えてくれるんです。
ねぇ、そろそろ、ヒーローを取り戻しませんか、マーベルさん?