:「清和の御旗」(14話)

製作者   :philoさん
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これは、久々のビッグイベントでした。
8話の展開が最高のクライマックスかと思っていましたが、
それに匹敵する話がここに来てくるとは。
小説じゃないので違いますが、
ページをめくる手がもどかしいというか、
マウスクリックするのがわずらわしいくらい、
没頭して楽しませて貰いました。


なんというか、お互いのままならない感情に対して、
ツンデレっぽく叱咤され、思い切り尻を叩かれて、
突き進まされて、無理矢理舞台にあげられてしまいましたが、
やはり、そこは最後の決断は素直に、互いの気持ちに誠実になされていたわけです。
苦み走った善意、気持ちの定まらない所がある善意、
肉親の情愛からでる善意、友人としての善意、後輩としての……etcetc。
多くの人たちのプラスの感情に祝福されて、
二人が並び立つというのは、やはり良いモノでした。


……エピローグでの挙式と、その後の日常、
波止場に立った男達。
次の物語の準備は整っているようですが、
なんか最終回のようなストーリーなので、
本当の最終回作るの大変だなーとふと思いました(笑)。


二人の門出に、幸あらんことを。