:「清和の御旗」(15話)

製作者   :philoさん
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完全に独立した話で、清和の御旗時間軸での、
祇園会事件による穂先隊壊滅について、かなり丁寧に触れています。
一星が理想に燃えた好漢であり、彼が自分と同質の行動が取れる、
部隊としての仲間を欲していたこと。
それに呼応する仲間達が現れ、人が増え、騎士団に穂先隊ありと、
敵に恐れられ、味方に畏敬の念で見られるようになること。
仲間達と絆を深めていく事。
そして、その崩壊。
分かっていたけれど、来てしまう分けですね( ´・ω・`)。
清和の御旗時間軸では、これまでも幾多の奇跡が起きてきました。
死すべき人が死なず、悲劇が人間の衆知で解決され、
哀しみが未然に解決される世界……だったのですが、
ここに例外が起こってしまったようです。


穂先隊の壊滅によって、彼らは散り散りになってしまい、
あれほど理想に生きた人であった一星は、
抜け殻のようになってしまいました。
そして、かつての仲間になじられる一星の元に、
騎士団から連絡が……。
猟惨泊の一斉放棄。起きてしまった過ちは止められない。
けれど、起きる前なら……?
ここで、一星がどんな行動を取るのかは、待て次回です(笑)。
かなり面白いのですが、清和会のみんなが蚊帳の外なので、
次回は事件に絡める事を期待したいです。


完全に番外編にしてしまってもいいかなーとも思うのですが、
これまで起こった奇跡も、清和会が一枚噛んでたことで、
その奇跡の成就がなったと私は信じているので。